押出成形のDX化と活用技術

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第1部 DX時代の完全自動Tダイ設計

(2024年4月25日 10:30〜14:15)

 フィルムの押出成形の代表的なものは、ヒートボルト式自動リップTダイによる膜厚管理である。フィルムの品質向上のためには、自動リップダイと膜厚計は必須であるが、使いこなすためにはノウハウが必要になる。また手動リップTダイはまだ主流であるが、これをどう自動化するかを提案する。

  1. Tダイ設計のプロセスと構造
  2. Tダイの種類とラインナップ
    1. Tダイを設計するためのプロセス
    2. Tダイのリップ調整ボルトとチョークバーの構造
    3. チョークバーの役目
    4. ロールエアギャップとネックインについて
    5. ヒータ温調の考え方
    6. Tダイの精度
    7. 硬質クロームメッキによるTダイ先端リップの最小R加工
    8. 芯直度0.001mm以下の高精度芯直度ダイの製作と測定
    9. Tダイ内部の滞留軽減のための流路形状
    10. Tダイのリップランドの長さ
    11. Tダイ内部の面粗度と表面処理
    12. Tダイの当たり面 (取付面)
    13. 樹脂焼けが起こった場合のトラブルと対策
    14. ダイリップのシャープエッジによる目ヤニ対策
    15. ダイ内部の固形化防止ためのフィッシュテールダイ設計
    16. Tダイによるメルトフラクチャ対策
    17. 樹脂漏れ対策とTダイの設計思想
    18. 樹脂の流れが不均一の場合のTダイ修正加工対策
  3. 多層シート・フィルム成形
    1. 共押出の問題点
    2. 多層シート・フィルム成形の金型構造
      • フィードブロック付Tダイの特徴
      • マルチマニホールドダイの特徴
  4. Tダイの3次元解析
  5. Tダイの2.5次元解析
  6. 自動リップ式Tダイ

第2部 二軸押出機におけるAI活用展開

(2024年4月25日 14:30〜16:00)

  1. 二軸押出機の基本構造・プロセス
    1. 二軸押出機の外観と主な構造
    2. 二軸押出機のコンパウンドプロセス
  2. AIの概要
    1. AIの歴史と同行
    2. AIの技術概要
  3. 二軸押出機におけるAI活用事例
    1. スクリュデザイン自動最適化
    2. 運転支援システム
    3. 予知保全システム
  4. 二軸押出機に用いる予知保全システムの構築
    1. AIを用いたシステム開発のポイント
    2. 課題設定とデータ収集
    3. AIモデルの選択
    4. 処理フロー構築
  5. 二軸押出機におけるAI活用の今後の展望

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