深刻化する製造業の人手不足の対応策としてロボットを活用した自動化の需要が高まっています。製造現場では、もっと多くのロボットが導入されロボットの活躍のチャンスが多くあるにも関わらず安全性や操作性、技術的な課題、費用対効果等々で導入に至っていないのが現状です。
ロボットは導入すればすべての問題が解決する万能選手ではありませんが、作業に見合った適材適所に導入することで、その効果を最大限に引き出すことは可能です。しかしながら、人の作業の代替にそのままロボットを導入しても上手く行きません。生産の自動化を進め生産性を上げる基本は、作業、段取り、設備、レイアウトなどに存在しているムダを徹底的に排除し、改善することで作業をスリム化にした上でロボットを導入することがポイントです。
本講座では、ロボットを活用した自動化レベルの考え方や自動化の手法、自動化設備の設計ノウハウについて広く学び、ロボット導入の計画から導入までのポイントを習得します。更に、3Dシミュレーション動画をもとにロボット導入の計画段階で実施しておくべき改善についてワーキンググループで検討していただき、ロボットによる自動化レイアウトの設計から具現化するための実践力を身に付けていただきます。
生産性向上の役割を担っている製造や生産技術者の方々、自動化ラインを検討しておられる設備設計者の方々、製品開発の設計に携わっている方々まで幅広く、多くの方の参加をお勧めします。
- 生産ライン自動化の定義
- 自動化レベルの考え方
- 加工ラインの自動化レベル
- 組立ラインの自動化レベル
- 自動化の基本
- 生産設備のグローバルスタンダード化
- IoTを活用した先進的モノづくり
- 工程計画と設備計画
- 自動化設備の設計ノウハウ
- 自動化の基本は自己完結型設備であること
- 不良品を作らない流さない設備であること
- 止まらず故障しない設備であること
- 自動化の秘訣
- 自動化する前にやっておくべきこと
- ロボットの種類と選定のポイント
- ロボットを導入する課題と対策
- (実例) 協働ロボット・ピッキングロボット・AHC
- DXを活用した自動化レイアウト設計の事例演習
- ロボットで何をどう自動化するか
- ロボットの活用レイアウト事例
- ロボットによる自動化レイアウト設計の事例演習
- 各グループで最適なレイアウトを考える
- 【演習】「ロボットを使用した機械加工の自動化レイアウト設計」 (案) をもとに動作シミュレーションから、どのように対策すれば良いのか考えてみよう
- 30分 (グループ討議+発表資料作成)
- 演習結果の発表
- 各ワーキンググループで検討した結果の発表
- 事例演習の検討例解説ループで検討した結果の発表
- 演習結果の解説
- 事例演習の検討例解説
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 52,250円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
- 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。