化学プロセスの開発・設計の基礎とシミュレーション技術によるスケールアップの効率化・最適化

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本セミナーでは、プロセス開発、設計に関する通常の知見に加え、実際に運用する際に抑えるべきポイントや、主にシミュレーション技術の活用によってトラブルなく成功の確度を高めるための勘所を、化学系R&Dや設計、運転に携わる技術者・研究者の方々に提供いたします。

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プログラム

国内を始めグローバルに各産業を支える高性能・高付加価値な素材や原体などを供給するにあたり、安全を大前提として、製品品質・コスト競争力の優れた製造プロセスの開発・設計、さらに生産の技術確立が不可欠です。理論上は上手く行くはずのプロセス設計であっても、実験室やベンチ・パイロットプラントレベルからのスケールアップを行いプロセス設計、建設していざ生産を行う段階となると、何らかの想定外のトラブルが発生し計画が遅延、さらには中断を余儀なくされる事が少なくありません。また、当初の計画を下回る生産性や品質しか得られないことがあります。  そこで、プロセス開発、設計に関する通常の知見に加え、実際に運用する際に抑えるべきポイントや、主にシミュレーション技術の活用によって、より短期間に少ない試験回数で、トラブルなく事業化の成功の確度を高めるための勘所を、化学系R&Dや設計、運転に携わる技術者・研究者の方々に提供致します。

  1. プロセス開発におけるモデリング・シミュレーション技術の活用
    1. プロセス開発失敗の要因
    2. 開発段階でプロセス最適化、事業採算性を考慮する重要性
    3. データ解析、定常、動的シミュレーション、流体シミュレーションの連成
    4. データ解析、モデリング・シミュレーションで留意すべき点
  2. スケールアップにおけるモデリング・シミュレーション技術の活用
    1. スケールアップの基礎
    2. 効率的なスケールアップ バッチ・連続プロセスの選択優位性
    3. スケールアップ段階で起こりうるトラブル例とその解決方法
    4. スケールアップにおけるモデリング・シミュレーションで留意すべき点
  3. プロセス基本設計におけるモデリング・シミュレーション技術の活用
    1. 効率的で抜けのないプロセス設計
    2. 安全・安定で品質・コスト優位なプラント実運転への操作設計
    3. プロセスシミュレーションの効率的な活用と留意すべき点

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