実際の試験例を参考とした化粧品における安定性試験について

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本セミナーでは、化粧品における安定性試験について取り上げ、現場で使われている安定性試験の方法と試験データのまとめ方、逸脱データの取り扱い方について解説いたします。
また、最近話題の細胞培養液上清の分析方法について、その有効成分・作用メカニズムについても解説いたします。

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プログラム

化粧品、医薬部外品の製品の保管、安定性については、薬機法で規定されており、製造所、倉庫、配送、店舗さらには消費者の保管状況において、品質が常に製造出荷時の状態に保たれている必要がある。安定性試験は製品が使用時まで品質が担保されていることを示す試験であり、製品の保証には必須のものである。  このセミナーでは、安定性試験の実際として、試験成績とその問題点を提起する。 安定性試験で見られた変化から製品の変化の推測を紹介する。  細胞培養液上清が化粧品の成分として、成分名が登録され、化粧品に私用されているが、その成分測定、有効性の証明を解説する。また、医薬品で用いられている安定性モニタリングについても、化粧品での必要性について説明する。

  1. 安定性試験の方法: 化粧品での安定性試験と品質変化
    1. 安定性試験のガイドライン
    2. 安定性試験の種類
    3. 安定性試験で実施する検査
    4. 安定性試験のデータの考察と外挿
    5. 安定性試験モニタリング
  2. 化粧品安定性試験の実際
    1. 安定性試験の温度湿度の記録
    2. 恒温槽内の温湿度記録と逸脱
    3. 化粧品での成分変化
    4. 測定に使用する機器
    5. 有効成分の定量
    6. 染毛試験
    7. サイクル試験
  3. 細胞培養液の分析
  4. 皮膚透過性試験

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