熱可塑性エポキシ樹脂の構造、物性、その応用と可能性

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「熱硬化性樹脂」の代表選手として知られるエポキシ樹脂の反応様式を制御することにより、硬化後「熱可塑性」樹脂として使用できるよう工夫した「熱可塑エポキシ樹脂」の原理、応用範囲のポテンシャル、実用事例を解説するとともに、近年取り沙汰されている循環型社会の実現に資する材料開発にどのように貢献できるのか考察していく。

  1. 「熱可塑性」エポキシ樹脂とは
    1. そもそもエポキシ樹脂とは
      • 化学構造
      • 反応機構
    2. 熱可塑エポキシ樹脂の構造と重合機構
    3. 熱可塑エポキシ樹脂の特性と発現機構
      • 高靭性
      • 高接着性
      • 高耐酸・耐アルカリ性
  2. 熱可塑エポキシ樹脂の適用事例
    1. 熱可塑成形材料への適用
    2. 接着剤分野への適用
    3. コンポジット分野への適用
      • 基本特性
      • 種々の成形方法
  3. 熱可塑エポキシ樹脂の更なる特性向上
    1. 高Tg化
    2. 成形後の三次元化
  4. 他の樹脂技術との比較
    1. 他の現場重合型熱可塑性樹脂との比較
      • PA6
      • PMMA
      • CBT
      • PU
    2. 動的共有結合との比較
      • Transesterification
      • Disulfides
      • Diels-Alder
  5. 循環型社会の実現に資する材料開発
    1. 環境適合型樹脂の事例
      • 植物由来樹脂
      • リサイクル可能樹脂
    2. 熱可塑エポキシ樹脂の可能性

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