(2024年3月29日 9:50〜10:50)
2023年のノーベル化学賞の材料であり、電気店の大型TVの宣伝でも目にする量子ドットとはどのようなもので、どんな可能性があるのであろうか。量子ドットの概要と、作製方法、発光原理などわかりやすく解説する。
(2024年3月29日 11:00〜12:00)
エピタキシャル成長技術を利用した半導体量子ドットの作製技術の進展により、量子ドットの物性研究の進展とともに、高品質の量子ドットを精密に制御して作製することが可能となりました。 本セミナーでは、量子ドットのエピタキシャル成長法と様々な光電子デバイスへの応用の可能性について解説する。
(2024年3月29日 12:40〜13:40)
汎用的材料で重金属フリーな発光体、特に量子ドットが世界中で求められている。 本セミナーでは、可視領域でフルカラー発光する、溶液分散型のシリコン量子ドットの製造法、構造、特性、LED、発光フィルム等を紹介する。
(2024年3月29日 13:50〜14:50)
ナノ粒子は凝集や劣化しやすい。また、毒性を持つものもある。その凝集や劣化の防止および毒性の軽減のための方法の一つとして、ナノ粒子を他の殻で覆う方法、すなわちナノカプセル化が挙げられる。一方、ナノカプセルの実用化の観点から、ナノカプセルを大量に作製する必要があり、その作製法として液相でのプロセスが望ましいい。 本講演では、ナノ粒子の形成メカニズムの解説からはじまり、これまでに本研究グループが開発した液相プロセスによるナノ粒子およびナノカプセルの作製の実例について紹介する。
(2024年3月29日 15:00〜16:00)
この講演では、現在我々が行なっている、光電変換効率が60%を超えると期待されている量子ドット超格子太陽電池の研究や、量子情報処理に不可欠な単一光子放出器の研究、及びそれらを実現するための材料技術について、初級者向けに配慮しつつ解説する。
(2024年3月29日 16:10〜17:10)
本講演では、蛍光体の常識を覆した量子ドット (QDs) 蛍光体の基礎 (ホットインジェクション法による合成・コア/シェル構造による効果・量子サイズ効果) 、QDsの分散性と安定性およびCsPbX3 (X=Cl、 Br、 I) ペロブスカイトQDsについて紹介する。
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。