本セミナーでは、蒸留の基礎データとなる常圧気液平衡関係の計算法から解説し、様々な工業的に用いられている蒸留法を演習を交えて解説いたします。
蒸留はもっとも一般的な相平衡分離方法の一つある。しかし、蒸留塔を実際組む際には、単蒸留と異なる様々な因子を考えなければならない。 ここでは、まずはじめに蒸留の基礎データとなる常圧気液平衡関係の計算法について述べ、次に様々な工業的に用いられている蒸留法を紹介する。 さらに、連続蒸留塔の簡単な設計を行ってみたい。また、蒸留塔の段数計算では一部、マクロを使用したワークシートをインターネット、メールまたはメモリースティックで配信する。なお、作図の際には30cm程度の直定規も使用する。