蒸留の基本原理とExcelによる演習

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本セミナーでは、蒸留の基礎データとなる常圧気液平衡関係の計算法から解説し、様々な工業的に用いられている蒸留法を演習を交えて解説いたします。

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プログラム

蒸留はもっとも一般的な相平衡分離方法の一つある。しかし、蒸留塔を実際組む際には、単蒸留と異なる様々な因子を考えなければならない。  ここでは、まずはじめに蒸留の基礎データとなる常圧気液平衡関係の計算法について述べ、次に様々な工業的に用いられている蒸留法を紹介する。  さらに、連続蒸留塔の簡単な設計を行ってみたい。また、蒸留塔の段数計算では一部、マクロを使用したワークシートをインターネット、メールまたはメモリースティックで配信する。なお、作図の際には30cm程度の直定規も使用する。

  1. 蒸留の種類
    • 単蒸留
    • フラッシュ蒸留
    • 連続蒸留
  2. 連続蒸留とその原理
  3. 気液平衡関係
    1. 気液平衡関係の測定法と表示
    2. 気液平衡データからの非理想系計算
      • 非理想系の気液平衡計算 (エクセル演習)
  4. 連続蒸留塔の設計
    1. 蒸留塔の物質収支
    2. マッケーブ-シーレ法による段数計算
      • Q値と還流比と理論段数 (エクセル演習)
  5. スケールアップへの道
    1. 蒸留塔高さ、段間隔、内径
    2. 許容蒸気速度
  6. 熱収支の話

会場

タイム24ビル
135-8073 東京都 江東区 青海2丁目4-32
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