本セミナーでは、音響メタマテリアルと遮音材料の基礎から解説し、吸遮音材料の特性、メカニズム、測定・解析法、音響メタマテリアルを遮音材料に適用する考え方を解説いたします。
また、Locally resonant型音響メタマテリアルの遮音材料への適用事例について紹介いたします。
騒音は望まれない音であり、快適な居住環境、労働環境実現のため、自動車、工業機械、電化製品など様々な分野で対策が講じられている。騒音を低減させる材料は、大きく吸音、遮音材料に分類される。効果的な活用、開発を進めるうえで、それぞれの特徴、機能発現のメカニズムを理解することが重要である。 また、近年、新たな音響材料として、音響メタマテリアルが注目されている。メタマテリアルは、電磁波や音波などの対象とする波動よりも短い周期で構造体を配列した材料であり、波動の伝播挙動を制御することで、自然界で見られない、負の誘電率、屈折率などの特異な物理現象を示す。音響メタマテリアルは、文字通り、音波を対象としたメタマテリアルである。構造体の構成・形状等により、Locally resonant (ばねーマス) 型、レゾネータ型、メンブラン型などに分類される。 本講演では、吸遮音材料の特性、メカニズム、測定・解析法を説明する。また、Locally resonant型音響メタマテリアルの遮音材料への適用事例について紹介する。
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