HAZOP入門講座 (2日間)

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
オンライン 開催

本セミナーでは、HAZOPの基礎から解説し、モデルプラントの配管計装線図 (P&ID) を用いたグループ演習を交えて、HAZOPの実施にあたる留意点を体験的に修得いただけます。

日時

開催予定

プログラム

本セミナーでは、初めに座学としてHAZOP (ハゾップ) の手法を解説し、続いてグループ演習を行います。グループ演習では、蒸留塔の簡易なP&ID (配管計装線図) を使って、実際のHAZOPに近い形で、「流れなし」「流量増」「温度高」などのプロセス異常 (これをHAZOPでは「ずれ」と言う) を想定して、その原因を特定し、さらに影響・結果を特定して行きます。また、グループ演習では、受講者全員に交代でHAZOPリーダーと書記を担当して頂きます。この経験を通じて、HAZOPのポイントを再確認して頂ける、また、HAZOPを実感して頂けると考えています。

1日目

  1. 座学 – 定常HAZOPの概要
    1. P&ID (配管計装線図) の読み方
    2. HAZOPの方法、手順
    3. HAZOPガイドワード
    4. HAZOPワークシート
    5. ノードの分割
    6. ずれの原因の典型例 (例えば、ダブルフェールは想定しないことを基本とすることなど)
    7. 影響・結果の典型例
    8. 安全対策の典型例
    9. 全体演習
  2. 定常HAZOPグループ演習
  3. 座学 – 定常HAZOPの補足説明
    1. 事故事例へのHAZOPの適用例
    2. HAZOPの法的位置付け
    3. HAZOPリーダーの役割とワークショップの進め方

2日目

  1. 座学 – 非定常HAZOPの概要
    1. 定常HAZOPと非定常HAZOPとの違い
    2. 手順HAZOPとバッチ反応HAZOPとの違い
  2. 定常HAZOPグループ演習
  3. 座学 – リスクマトリクスによるリスク評価 (LOPAの入門)
    1. 高圧ガス保安協会の『リスクアセスメント・ガイドライン』によるリスク評価の概要
    2. HAZOPで特定されたシナリオの発生頻度の計算方法
    3. 高圧ガス保安協会の『リスクアセスメント・ガイドライン』に載っていない発生頻度データの紹介
  4. 希望者向け個別相談

受講料

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 60,000円(税別) / 66,000円(税込) で受講いただけます。

ライブ配信セミナーについて