連続晶析の装置設計と安定操作のためのポイント

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本セミナーでは、化学プロセスにおける反応装置の連続化に関する基本的な考え方、メリット等を紹介し、連続化の有用性と設計のポイントを解説いたします。
また、固体を生成する晶析プロセスの連続化へと応用展開する際の注意点を紹介いたします。

日時

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プログラム

一般に晶析プロセスには回分式の撹拌槽が多く用いられている。しかし、近年、生産性や操作性、制御性の向上を目指して、様々な新しい管型の装置開発が行われ、連続式への転換が図られている。  本講演では、化学プロセスにおける反応装置の連続化に関する基本的な考え方、メリット等を紹介し、連続化の有用性と設計のポイントを解説する。また、固体を生成する晶析プロセスの連続化へと応用展開する際の注意点を紹介する。最後に、最新の連続式反応器として振動流バッフル晶析装置の成果について実験結果及びモデリング結果を含めて解説し、連続式の晶析装置設計のポイントをまとめる。晶析プロセスの連続化による品質と生産性の向上およびコストダウンのために是非ご参加ください。

  1. 連続化の背景
    1. プロセス強化とは
    2. プロセス強化により期待される効果
    3. プロセス強化の戦略
  2. 化学プロセスの連続化の基本
    1. 完全混合流れ反応器
    2. 押出し流れ反応器
    3. 滞留時間分布関数
    4. 槽列モデル
    5. 連続プロセス化のポイント
  3. 晶析について
    1. 晶析の基本
    2. 核化と核成長
    3. 結晶成長速度式
    4. ΔL法則
    5. 核化速度と結晶成長速度
    6. シードチャートによる二次核化抑制
    7. モーメント変換
    8. ポピュレーションバランスモデル
  4. 振動流バッフル反応器の晶析への適用
    1. 振動流バッフル反応器とは
    2. 成長速度パラメータの推定
    3. 流動状態と成長速度の関係
    4. 連続式プロセスへの展開
    5. 均一系トレーサー応答
    6. 不均一系トレーサー応答
  5. 連続式晶析プロセスモデル
    • 連続式晶析プロセスモデルの構築

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