企業を取り巻く経営環境はコロナを境に大きく変化し、失われた30年の日本企業の国際競争力の低下がやっと意識され始めました。アジア諸国の台頭による日本の製造業優位の消滅やデジタル化の遅れによる生産性の低下などが言われ始めており、製造業の最後の砦の自動車業界もEV化の波の中で生き残れるか怪しくなってきております。この状況を打破して、成長を再現するには、改めて研究開発の強化と研究開発の効率化が求められております。
このような環境の大転換時代には、自社の技術開発テーマを見直し、技術価値や事業価値を評価しながら、自社で取り組むか、外部に出すか、提携かなど明確にして、効率的に取り組む必要があります。ここでは、このような研究開発推進に関する課題を見据えた上で、実践に即した研究開発の投資収益性の評価と研究開発費の原価としての把握の考え方・進め方を習得し、社内で実際に適用して、競争力強化の基盤とすることを目的とします。
- 企業経営のパラダイムシフトと研究開発が直面する課題
- デジタル破壊やビジネスモデルイノベーションによる市場構造変化
- M&Aや提携を取り込んだオープン・イノベーションの加速化
- 収益管理の仕組みと研究開発投資の位置づけ
- 不確実性を含む研究開発投資
- ライフサイクルで捉えるリスク
- 事業のくくりと戦略に連携した原価の把握
- 研究開発の業務プロセスと研究開発費の見える化
- 研究開発の業務プロセスと研究開発費の配分
- 戦略に沿った研究開発費用の明確化と資産計上、費用計上
- 研究開発費と事業価値・製品価値
- 研究開発投資の収益性評価
- 投資価値の設計
- 研究開発テーマの投資収益性評価
- リスクによって変える投資のハードル
- 不確実性の把握と研究開発投資の合理性
- 研究開発戦略と業務プロセスに連携した研究開発費の配賦の考え方
- フェーズに沿った研究開発費や製品開発費の配賦
- 技術主導のハイリスク型研究開発の業務プロセス
- 市場差別化・改善型のローリスク型研究開発の業務プロセス
- 研究開発費の配賦の課題と活動基準原価 (ABC) による原価の配賦
- 標準原価と実際原価、原価差異
- 研究開発各部門、プロジェクトの効率性の把握と全体管理
- 研究開発各部門の予実管理、稼働率、生産性管理
- 研究開発マネジメントのKPIの設定
- 研究開発投資と連動した事業の収益性の把握
- 研究開発の投資評価と原価管理の業務の進め方の組織レベル
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