化粧品パッケージ開発における成形加工・加飾の実際と材質選定

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プログラム

第1部 化粧品パッケージ成形・加工技術の変遷と紹介、製品市場展望

(2012年8月31日 10:00〜11:30)

 1950年代以降、化粧品のパッケージは主に食品業界で採用された新素材や新成形技術の開発に追随してきた。  本セミナーでは、新素材や新成形技術がどのような化粧品に採用されどんな意匠が実現出来たか、実際に採用された商品を振り返り、容器形態別に適正素材や成形方法など基本的な選択方法と今後の展望について案内する。  また、パッケージの最新情報を含め環境やユニバーサル視点から、技術を製品にどう活かすかなど今後の市場展望を解説する。

  1. 1950年代からの化粧品パッケージの素材と成形技術の変遷とその意匠
  2. 容器の素材選択と成形・加工について
    • 設計開始時に最も必要である素材や成形方法の選択を耐中味や意匠性の観点から形態別に解説する。
      • 細口樹脂容器
      • 広口樹脂容器
      • 細口ガラス容器
      • 広口ガラス容器
      • コンパクト容器
      • 塗布具付き容器
      • チューブ容器
      • 繰り出し容器
      • ペンシル容器
      • パウチパック
  3. その他パッケージ情報
    1. 環境対応について
    2. ユニバーサルについて
    3. 軟包装容器の最新容器事例と今後の展望

第2部 印刷フィルムを用いた (化粧品) 容器への加飾

(2012年8月31日 11:40〜13:00)

 3次元の形状をした容器への加飾法を分類し、その中で応用範囲が広く、美麗な加飾が得られる「印刷が施されたフィルムによる容器への加飾法」を各種紹介する。

  1. 印刷を用いた加飾フィルムによる成形品への加飾
  2. 表面加飾技術分類 (直接印刷・間接印刷)
  3. 加飾フィルム (転写箔) について
    1. 基本構成
    2. 転写箔の加飾によるメリット
    3. 転写箔に組み込める意匠表現
    4. 転写箔に組み込める機能
  4. 加工方法
  5. 成形同時加飾システム (Nissha-IMD)
  6. IMDの応用展開

第3部 広がるブロー成形パッケージの世界!

(2012年8月31日 13:50〜15:10)

 極めてシンプル且つ古典的なダイレクトブロー成形が今面白い!ガラスの吹きの職人技を機械化したかの様な成形方法は、デザイン表現性に優れ、多品種少量生産にとても適している。  ダイレクトブロー成形の可能性と能力を正しく知る事で、パッケージを主体にした新たなマーケティング戦略が可能になるかも知れない。

  1. ダイレクトブロー成形 (中空成形) の原理
  2. ダイレクトブロー成形 3大メリット!
    1. 開発の速さ
    2. 開発コスト
    3. デザイン表現性
  3. 本多プラスによるブロー成形の魅力
  4. 広がるダイレクトブロー成形の世界

第4部 化粧品パッケージにおける硝子容器及び加工の可能性

(2012年8月31日 15:20〜16:40)

 化粧品業界におけるガラス容器について現在の流れは決して追い風が吹いているとはいえません。  その中で従来の少品種大量ロット向きのガラス容器製造を多品種小ロットというニーズに対応し、更に加工技術を駆使して特徴的なガラス容器を推進する弊社の開発を紹介させていただきます。  日本でのガラス市場と世界のガラスに対する意識の差及び市場の差も参考にしていただければ幸いです。  今回の講演でガラスの魅力を感じていただき、ガラスの特長を最大限にいかしながら製品イメージにあった新製品を一緒に創り上げていければと思います。

  1. 日本のガラス事情
  2. 世界のガラス状況
  3. 日本と世界の違い
  4. 興亜硝子株式会社について
  5. 興亜硝子株式会社の特徴
  6. ガラスの成型開発品
  7. ガラスの加飾について
    • 加工の歴史から世界の状況
  8. 加工開発品説明
  9. 今後の開発に向けて
  10. まとめ

会場

東京ビッグサイト
135-0063 東京都 江東区 有明3-11-1
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