本セミナーでは、設計部門の業務の実態を数値データで定量的に「見える化」し、業務量平準化、ムダ取り、生産性向上に活かす方法と留意点について解説いたします。
際限なく増え続ける業務、短納期化する設計開発期間、増えるどころかむしろ減らされる人員。昨今より一層厳しさを増す設計部門の経営環境下、設計・開発業務の遂行が困難になってきています。また2019年4 月に施行 (中小企業には2020年施行) された『働き方改革』で要求される残業時間の上限規制 (45時間/月) に対し、過重労働が常態化している設計部門では対応が非常に厳しいのが実態です。『働き方改革』対策は業務生産性向上に尽きるのですが、やみくもに取り組んでみても大きな成果は期待できません。 そこで当セミナーでは、『見える化ツール』 (独自開発) による問題業務 (低生産性業務) の発見方法についてお教えします。設計部門の全業務の実態を数値データ (工数・金額) で定量的に「見える化」し、1業務量平準化2ムダ取り3生産性向上の3ステップで改善します。その結果、1業務生産性向上2業務不良予防3スタッフの心身の不全発症予防等の効果が得られます。 『見える化ツール』とは2つのExcel ファイルで設計業務の生産性と品質に関する全データを一元管理するもので、シンプルな書式のため作成・運用にかかる工数が少なく、マンパワー不足気味の部署や会社でも導入できます。 あまり知られていない事実ですが、『見える化ツール』は『組織マネジメントシステム』として欧米企業の高い生産性の原動力となってなり、国内でも一部先進的企業では導入済のところが増えています。御社設計部門でも同システムを自力で構築し、数値データによる科学的な組織マネジメント手法によって業務生産性向上を図りませんか? 本セミナーではプログラム5の作成演習でExcel (バージョン不問) の入ったPCをお持ちいただけると、より理解の深まる演習が可能です (使用時間約30分) 。持参のない場合は紙資料を使用した演習となりますので必須ではございません。