食品接触材料の規制動向と溶出試験

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本セミナーでは、食品接触材料製品の海外・国内動向に基づき、関連企業が今後取り組むべき課題を整理して紹介いたします。
また、大きな社会問題になっている海洋プラスチックごみ問題を含めて紹介いたします。

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開催予定

プログラム

第1部 食品接触材料に関する国内外の規制動向と求められる対応

(2024年3月15日 10:30〜14:30) (昼休みを挟みます)

  1. 国内の動向
    1. 食品衛生法改正の背景
    2. 器具・容器包装に関するポイント
    3. 改正ポジティブリストの考え方
    4. ポジティブリストの構成と読み方
    5. サプライチェーンの情報伝達
    6. 一般衛生管理、適正製造管理
    7. リサイクル
    8. 経過措置
    9. 食品衛生法の考え方
    10. 食品接触材料安全センターについて
  2. 海外の動向
    1. はじめに
    2. 欧州の食品接触材料関連規制
      1. プラスチック規則 (PIM) (2011年)
      2. シングルユースプラスチック指令 (2019年)
      3. プラスチック食品接触材料リサイクル規則 (2022年)
      4. マイクロプラスチック制限規則 (2023年)
      5. 包装及び包装廃棄物規則 (案) (2023年)
    3. 北米 (米国・カナダ) の食品接触物質、プラスチック包装材料関連規制
    4. 中国の食品接触材料関連規制
      1. 食品接触材料関連国家標準
      2. プラスチック包装材料関連規制の動き
    5. ASEAN、インド、オセアニアの食品接触材料、プラスチック包装材料関連規制
    6. 国連プラスチック条約制定の動き
    7. おわりに

第1部 食品容器・包装における溶出試験

(2024年3月15日 14:45〜16:45)

  1. 合成樹脂のリスク評価手順の概要
    1. 情報収集及び有害物質の選出
  2. 抽出条件の検討
    1. 食品疑似溶媒
    2. 様々な機器分析とその抽出法
    3. 抽出手順と分析機器の使い分け
    4. GC/MSの代表的なサンプル前処理法溶媒抽出法
    5. ヘッドスペース法
    6. LC/MS代表的なサンプル前処理法溶媒抽出法
  3. ターゲット分析とノンターゲット分析
    1. GC/MSによる分析
    2. LC/MSによる分析
  4. E&L用クロマトグラムシミュレーションソフトウエアの利用
    1. 保持時間から構造式をシミュレーション (ソフトウエア;OffLine)
    2. 最適カラムと溶媒の選択
    3. 熱可塑性樹脂用ライブラリー例

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