技術者の方々の中には技術文章を書くことが苦手と認識されている方が多いと思います。技術文章作成力を活かした技術報告書は、研究開発はもちろん製造現場においても、企業の技術力向上の要の一つである「技術の蓄積と伝承」という観点で大変重要です。しかし、多くの企業で技術報告書の質も量も不足しているのが実情だと思います。
本講座では術報告書作成に不可欠な技術文章作成力というスキルの向上に向け、当該スキルと関連する基礎知識の解説を行います。加えて、講師が個別にフォローしながら技術報告書作成を演習で即実践し、実践的な知識の習得を目指します。演習に用いる例題は技術的内容ですが、参加されるにあたり技術専門性は必要ありません。実践的な技術文章作成力向上と、技術報告書という技術者の重要な成果の創出手法を知りたい方々のご参加をお待ちしています。
- はじめに: 技術報告書等の技術文書はビジネス文書とは違う
- 現代の技術者に求められる本質的スキル
- 技術者の普遍的スキルは業界不問
- 5つの要素から構成される技術者の普遍的スキル
- 技術文章作成力と密接な関係のあるスキルは何か
- 技術者にとっての論理的思考力とその鍛錬
- 論理的思考力に関する一般理解の盲点
- 論理的思考力に課題のある技術者の言動
- 技術者が理解すべき論理的思考力の表現方法
- 技術者の言動から見る論理的思考力の高低
- 論理的思考力の鍛錬法
- 技術者の技術文章作成力向上
- 技術者の論理的思考力は技術文章作成力と密接な関係にある
- 技術文章作成力向上を阻害する技術者の思考の癖
- 技術者の誤った“こだわり”
- 技術者の強みを生かす
- 技術専門用語の取り扱い
- 鍛錬における鉄則
- 技術報告書について理解すべき最重要点
- 4つの役割
- 技術報告書作成者の心構え
- 技術報告書の基本構成
- 技術報告書作成のポイント
- 技術報告書主要構成項目の「狙い」、「注意点」の解説と「例文」の紹介
- 技術報告書作成演習:「基礎編」
- 技術報告書テンプレート設計
- 推奨使用ソフト
- 必ず行う基本設定
- 採番構成
- 参照文献記載
- 図表のキャプション
- 技術報告書作成演習:「実践編」
案内割引・複数名同時申込割引について
R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
- R&D支援センターからの案内を希望する方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
- R&D支援センターからの案内を希望しない方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。