本セミナーでは、ヒートシールの種類・方法・原理などの基礎から解説し、シールを決める8要素、評価方法などポイントを解説いたします。
包装商品を開発する時に必要な検討事項として15の要素が考えられる。これらの検討にはシールと密接に関係する様々な場面がある。この時、シール条件の調整・設定において温度と時間だけを考慮しても優れたシールやシール不良の解決にならない事が多い。
また包装商品が狙われる要素としても16項目にも及ぶ様々なものがある。これらにはシール不良が起因のものや、これらが原因で包装商品の劣化に繋がる内容と関係する事にもなる。
ここでは包装商品開発 (設計) におけるシールの種類・方法・原理や仕組み、さらにシールの8要素の関係や評価方法などについてパワーポイントを使い解説したい。
シールは温度・時間・圧力で特に温度を調整すれば大丈夫と思われがちであるが、様々な角度からの検討なしでは優れた包装商品にならない。シール温度の調整だけでの安易な対応が原因となり致命的な劣化に繋がる事もある。シールは包装商品開発 (設計) において大切な役割・機能を持っている。
シールに関連する考慮しなくてはいけない内容・項目だけを見ても沢山の事項がある。したがって今回はZOOMでの講座と言う事もあって、1回約2時間 (研修でパソコンの画面に向かって頑張る時間は2時間位が良いのではないかと考え) と言う事で、内容を3回に分けてシールの全体像を学ぶべく計画を立てたものである。このような事から3回の研修で、パワーポイント約150枚位を用い解説したいと考えている。
また充填・シール包装する製造現場の皆さんは、μmの世界と戦っているのであるが、案外認識されていない。今回の情報・研修は、製造現場の人にも大切な内容であるが、商品開発・設計・技術や品質・さらには営業関連の人にも多分役に立つ内容かも知れない。
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