第1部 MBR, MBR-ROシステム (膜分離活性汚泥法) の開発動向と展望
(2012年7月31日 10:30~12:00)
- MBR, MBR-ROシステムを巡る最近の動向
- 国内、海外での導入状況
- 標準化の動向 (EU等)
- 市場動向 ~国内、海外市場の見通し~
- MBR, MBR-ROシステムの開発動向
- 膜の基本性能と開発動向
- MBR用膜モジュールの形式と開発動向
- MBR-ROシステムの開発動向
- MBR, MBR-ROシステムの構築・設計法
- 対象となる水の性状・量に応じた膜・膜モジュールの選定
- MBRシステム構築のポイント
- 目的とする水質を得るためのポイント
- 今後の展望
~次世代型MBR, MBR-ROシステムについて~
第2部 中空糸膜を用いたMBRシステムの開発と適用事例
(2012年7月31日 12:45~14:15)
MBRは1980年代に登場し、コンパクトな設備で良好な水質が得られるという特徴から、中国を含む先進国に急速に普及してきた。当社は、MBRのパイオニアとしてMBRの開発・普及に貢献し、多くのプラントに導入してきた。今回は、当社のMBRシステム開発の歴史と、適用事例について説明いたします。
- MBRの概要及び特徴
- 分離膜の種類
- MRBの特徴
- MBRシステムの種類と特徴
- MBRに使用される中空糸膜エレメント
- MBR開発の歴史
- MBR適用事例
- 生活排水 (下水道) への適用事例
- 産業排水への適用事例
- MBR処理水の再利用への適用
- 今後の開発の方向性
第3部 MBRシステムのトラブル事例と解決策
(2012年7月31日 14:30~16:00)
清澄な生物処理水を単独で確保できるMBRは排水回収に最適な処理方法です。
本講座では、MBRの最大の敵である膜目詰まりについて、事例を紹介しながら解決策を説明し、排水回収システムにMBRを適用した際に起こる問題についても解説いたします。
- MBRとは?
- MBRのトラブル事例
- トラブルの原因と解決策
- 膜が目詰まりするとは?
- 膜目詰まりの原因と解決策
- 排水回収システムにおけるMBRの位置づけ
- MBR+ROシステムのトラブルと解決策