コア技術を用いたビジネスモデル・新規事業展開の進め方

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本セミナーでは、社内に眠る技術・ノウハウを掘り起こし、新規事業テーマ探索に活かす方法、他社に先んじて新技術・新製品を生み出すための仕組み、仕掛けを公開いたします。

日時

開催予定

プログラム

第1部 コア技術の展開により新規事業を創出する方法

(2024年2月15日 10:30〜12:00)

 「コア技術」は、製造業において一番大切な資産です。その技術と言う資産を生かし新事業を創出していくにはどうすれば良いのでしょうか。  写真フィルムという主力事業が消失する中で成功した富士フイルムでの新規事業創出の例を紐解き、その考え方・方法と、そこで必要だった実践力について考えてみたいと思います。

  1. コア技術とは何か
  2. コア技術を生かした新しい領域に製品・事業を生み出す考え方
    • 「展開するコア技術」を先に決めて、新しい製品・事業を生み出す方法
    • 「展開先の事業領域」を先に決めて、新しい製品・事業を生み出す方法
    • 展開できる新しい事業領域を探す方法
  3. 既存の製品をそのまま、別の事業領域に広げる方法
  4. 「非連続の連続」という、一見矛盾したように見える富士フイルムの化粧品事業を生み出した作戦

第2部 コア技術を軸とした自社ビジネスモデルの設定

(2024年2月15日 13:00〜14:30)

 コア技術とは、競争優位性を有する技術であり、事業の中核を担う技術のことを指します。ビジネスモデルは企業の中心的な要素であり、その革新は持続的な成功の鍵となります。  本セミナーでは、自社が保有するコア技術を洗い出し、その技術を活かしたビジネスモデルの考え方をお伝えします。

  1. コア技術とは
    • コア技術の定義
    • 企業の強みとなる技術の特定
  2. ビジネスモデルとは
    • ビジネスモデルの構成
    • 自社のビジネスモデルの評価
  3. コア技術を活かした差別化戦略
    • コア技術を活かした競争優位性の構築
    • 他社との差別化要素
  4. 自社ビジネスモデルの設計
    • コア技術を組み込んだビジネスモデルの設定
    • モデルの運用と最適化

第3部 新規事業創出に向けたコア技術の棚卸のポイント

(2024年2月15日 14:45〜16:15)

 現代の市場環境は常に変化しており、それに対応するためには社会課題をしっかりと捉え、その解決につながる事業仮説を迅速に作っていく必要があります。私たちは、将来の社会変化や技術革新のトレンドから、どういった市場に原資が流れるか着目し、イノベーション創出を進め、それを支える技術戦略を策定しています。この取り組みをご紹介します。

  1. コア技術の棚卸の目的と目指す姿
  2. 棚卸の考え方
    • コア技術から顧客価値を検討する重要性
    • 顧客価値の検討に必要な取り組み1:技術の機能への翻訳
    • 顧客価値の検討に必要な取り組み2:顧客の声の取り込み
  3. 棚卸のポイント
    • BtoC業界における考え方
    • BtoB業界 (部品メーカー) における考え方
    • BtoB業界 (化学・材料メーカー) における考え方
  4. 棚卸で考慮すべき範囲
    • 暗黙知化している情報や人・チームに紐づく情報の収集
  5. ナインシグマにより支援事例
    • 開発技術の新たな業界への展開事例
    • 自社技術群の棚卸による新規領域展開事例

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