熱分析に代表される熱物性測定は、この特質から、広範囲な分野で利用され、さまざまなアプリケーションデータがあり、その内容も日々変化しております。取り分け、プラスチック材料は熱履歴を多く含むため、得られる分析データは一見単純そうに見える場合でも、測定や解析の仕方によって様々な情報をもたらします。複雑なデータを正しく解釈するには、各種熱分析・熱物性法の特徴と測定法の基礎を正しく理解しておくことが必要です。
本講座では、初心者のための熱分析と熱物性測定法の基礎と応用を中心に解説し、さらに、具体的なサンプルの準備から日々装置を扱う上での注意事項、さらには応用事例をまじえた事例解釈の紹介まで幅広く解説します。
- どうやってプラスチックの熱分析・熱物性の測定を行うか?
- 熱分析の基礎
- DSCの条件
- TG-DTAの測定
- TMAの測定
- 熱伝導率の測定 (種類と特徴)
- 必要な情報をどのように得るか? 〜プラスチックデータ解釈の基礎と知っておくべきポイント〜
- DSCの解析
- TG-DTAの解析
- TMAの解析
- 大表的な熱伝導率測定法 (平面熱源法) の原理と解析事例
- 測定条件の設定ノウハウ
- 測定温度範囲
- 試料容器
- サンプリング
- 試料量
- 基準試料
- 昇温速度
- 測定雰囲気など
- より多くの情報を得るための最新熱分析
- 試料速度制御熱分析
- 温度変調DSC
- 試料観察熱分析
- 複合熱分析手法
- 湿度制御熱分析
- 改良平面熱源法 (MTPS) 法
- 装置を使用する際の注意点と保守管理
- 装置校正 (キャリブレーション)
- 装置校正と装置チェック
- 装置校正用標準物質
- 熱分析装置のトレーサビリティー
- トラブルシューティング
- 各装置における異常データの原因と解決法
- 熱分析・熱物性測定のケーススタディ
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
- 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
- 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
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- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
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