本セミナーでは、晶析操作の基礎から、結晶化現象の解析方法、結晶品質の作り込み戦略までを易しく解説いたします。
結晶多形制御や結晶形態改善などの実践的な話題や、新しいセンサーを用いた解析方法についても概説いたします。
結晶化現象を利用した工業操作は、医薬・食品のみならず、電池材料など機能性材料開発の分野で幅広く利用されています。 結晶化現象を利用した操作を晶析と呼びますが、晶析は「粒子群製造」と「高純度品製造」が同時に実現できる操作です。意識の有無に関わらず結晶性物質を取り扱うプロセスとその機会は多くなってきており、結晶性物質の応用範囲も多様化してきています。 しかし、結晶性物質を対象とする限り、核化・成長を取り扱う「晶析操作」や、固相の「分析操作」そして「スケールアップ」などは、問題解決をするために必要な技術基盤です。 そこでこの講演では、晶析操作の基礎から、結晶化現象の解析方法、そして結晶品質の作り込み戦略までを易しく解説します。また、結晶多形制御や結晶形態改善などの実践的な話題や、新しいセンサーを用いた解析方法についても概説します。