異種材料接着に向けた金属の表面処理技術と接着性の改善

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本セミナーでは、金属材料を主体にプラスチックも含めた接着用表面処理の基礎・実例・評価、基材ごとの最適な表面処理技術、実際の接着用表面処理技術設計について詳解いたします。

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プログラム

金属材料では溶接・ボルト締め・カシメに代わる接合法として接着は広く活用されています。またプラスチックとの複合化においても接着は重要な接合法となっています。しかし多くの場合基材の表面処理が必要で、その最適化は接着による製品設計のポイントです。  本講座では接着用表面処理の基本と実例を学びます。金属材料を主体にプラスチックも含めた接着用表面処理技術の基礎を学びます。そしてそれに基づく接着用表面処理の実例と関連する評価技術を学び、最適な表面処理技術のあり方を基材別に整理、実際の接着用表面処理技術設計能力を習得します。

  1. 金属材料の接着用表面処理
    1. 接着対象とした金属表面の考え方
    2. 金属接着における接着促進・阻害因子
    3. 接着における表面処理の役割
    4. 接着部への水の影響と耐水接着性 (理論的考察)
    5. 金属接着用表面処理のJIS規格
    6. (接着を含む) 金属用表面処理技術の展望
    7. 耐水接着性の向上技術の考え方
    8. 耐水接着性の向上例1 (普通鋼)
    9. 耐水接着性の向上例2 (アルミニウムおよびアルミニウム合金)
    10. 耐水接着性の向上例3 (銅、耐熱性合金)
    11. 耐水接着性の向上例4 (ステンレス鋼)
    12. 表面処理によるステンレス鋼とフッ素ゴムの新しい加硫接着技術
    13. 接着用表面処理で用いられる表面分析技術の解説
      • XPS
      • FT-IR RAS
      • static SIMS
    14. 表面処理を検討する際のポイントと注意点
  2. プラスチック材料の接着用表面処理
    1. プラスチックス接着の考え方と考慮すべき接着阻害因子
    2. プラスチック接着用表面処理のJIS規格
    3. 最近のプラスチック接着用表面処理技術
    4. 大気圧プラズマ処理のプラスチック表面処理への応用
    5. 表面分析による表面処理効果の確認例

受講料

複数名受講割引

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

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