2011年に開始された本セミナーは、今回で8回目を迎えます。幅広い業種の技術者が参加し、毎回闊達な質疑応答が展開されることも特徴となっています。
回路素子や電気自動車、小型電子機器などの技術革新により、熱を効率的に伝搬できる高分子系組成物への期待が更に高まっています。しかし、熱伝導技術に関しては歴史が浅いために、社歴に関係なく技術蓄積の少ない企業がほとんどです。このことが、間違った理論や考え方までも取り入れてしまう背景となっています。
本講座では、熱伝導組成物開発に不可欠である材料選択から配合設計、混練加工、熱物性測定に至るまでの全ての技術側面について、技術者の立場に視点を合わせて解説いたします。また、開発者として避けて通れない「量子論」や「組成物界面の問題」についても正面から取り上げ、レベルの高い講義を予定しています。
- 技術者にとっての必修知識
- 熱伝導性組成物設計の基本的な考え方
- 熱分野の基礎用語
- ポリマーが熱伝導を妨げる理由 および 量子論
- 多様な熱伝導率測定法の特徴と現実的な再現性
- キャリア材料の選択論
- キャリアの分類法と熱伝導への寄与効果
- 材料別 熱伝導のメカニズム
- 混ぜて良いキャリア・混ぜたらダメなキャリア
- 実践指南 “テーマに即したキャリア最適選定法”
- 熱伝導発現に不可欠な物理学と技術の本質
- 「パーコレーション説」と「Bruggeman 式」のウソ
- 目的によって異なる「最適ポリマー」と選択眼
- フォトン界面反射と界面歪の影響
- キャリア高充填を目指す混練技術
- マーケテイングの視点で分析 市場の曲折と今後の方向性
- 熱伝導性高分子組成物の歴史と紆余曲折
- 反面教師「超高熱伝導性組成物」全滅の理由
- CNT・CNF … 素人が飛び付く材料との距離感
- 組成物における熱伝導性と耐熱性との相関
複数名受講割引
- 2名様でお申込みの場合、1名あたり 43,000円(税別) / 47,300円(税込) で受講いただけます。
- 3名様以上でお申込みの場合、1名あたり 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 52,250円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 86,000円(税別) / 94,600円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
- 他の割引は併用できません。
会場受講 / ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー
会場受講、ライブ配信、アーカイブ配信のいずれかをご選択いただけます。
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- 翌営業日までに、請求書、受講票、会場までの地図を発送させていただきます。
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- お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
- 開催当日、マイページにログインいただき、ご視聴ください。
- 開催日時にリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
- セミナー資料は印刷物を開催日までに発送予定でございます。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
アーカイブ配信をご希望の場合
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
- お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
- 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
- 視聴期間は2024年3月26日〜4月8日を予定しております。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
- セミナー資料は印刷・送付いたします。
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- このセミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。(テキストに講師の連絡先を掲載)
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