高分子材料のナノ多孔化技術と微多孔質高分子の応用展開

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本セミナーでは、高分子多孔質材料について取り上げ、目的の機能を得るために細孔サイズ・形状・気孔率を制御するポイントについて豊富な事例と共に詳解いたします。

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微細孔を持つ高分子多孔体は、電極材・セパレータ・分離膜・医療部材など高付加価値製品として利用されています。また多孔体への市場ニーズ対応する新たな開発も幅広い用途で求められています。  本セミナーでは、高分子ナノ多孔化技術の原理となる溶液の結晶化や相分離現象について、多孔化技術としてのポイントを中心に解説します。また、多孔質高分子材料の多彩な機能や用途事例、評価法の使い分け方も合わせて紹介し、高分子多孔体技術全体を実践的に解説します。

  1. 高分子ナノ多孔体とは
    1. 多孔体の多彩な機能
    2. ナノ多孔体の用途例
    3. 多孔化技術の多様性
  2. 結晶化・相分離を用いた多孔化技術の特長
    1. 相図の見方
    2. 結晶化の基礎
    3. 凍結キャスト法・氷晶テンプレート法
    4. 異方的な多孔構造の形成
    5. 急速凍結ナノ結晶化法
    6. 階層的な多孔構造の形成
    7. 高分子の結晶化を用いた多孔化技術
  3. 相分離法によるナノ多孔化技術
    1. 非溶媒誘起相分離
    2. 熱誘起相分離
    3. 蒸発誘起相分離
  4. 多孔体の評価法
    1. 構造分析法の使い分け
    2. 3次元構造解析法

受講料

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アカデミー割引

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