粒子分散および表面処理の基本的な考え方とその具体例

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本セミナーでは、粒子分散、表面処理のポイントと適用事例について解説いたします。

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プログラム

化粧品・塗料・インキ等の製造において、粉体の分散は重要である。乾燥して凝集した粉体を液体に1次粒子近くまで分散し、その状態を維持することで、透明性、光沢、着色力特性等を発揮させることができる。この分散の単位過程を理解することが第一のステップである。  また、粒子の分散に欠くことができないのが表面処理である。表面処理の目的は分散だけではないが、固相法、液相法、気相法などの例を挙げて表面処理の全体像を示す。  最後に講演者等が開発した機能性ナノコーティングについて、そのメカニズムや応用例などを示す。  化粧品・塗料・インキ以外でも粉体を分散させて機能を出す分野があり、本講演の知見が役立つと思われる。 粒子分散と粒子の表面処理を大まかに知ることで、現在粉体を扱っている研究者・技術者の悩みの解決や新しい開発に役立つことを願っている。

  1. 粒子の分散:
    • 固体と液体の表面張力
    • 粒子の濡れ
    • 接触角
    • ZISMANプロット
    • 分散安定化
  2. 乳化系への分散:
    • W/O型への粒子分散
    • O/W型への粒子分散
    • サンスクリーンの例
  3. 表面処理の基本的な考え方:
    • 表面処理の分類
    • 固相法
    • 液相法
    • 気相法
  4. 機能性ナノコーティング:
    • 環状シリコーンによるナノコーティング
    • ナノ膜が形成する理由
    • 粒子表面の触媒活性の封鎖による共存成分の安定化
    • ペンダント基付加と機能性
  5. 表面処理前後に測定する項目、固相・液相・気相の比較

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