後工程への情報の伝え方を考慮したプラスチック製品設計のトラブル未然防止策

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本セミナーは、数多くのプラスチック製品の設計を手掛けてきた講師が、実務で活用できることを前提に、強度設計の基礎から分かりやすく解説いたします。

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一つのプラスチック製品を作り上げるには、たくさんの部門や企業と協業することが求められます。そのため設計者は必要な情報を抜け漏れなく、正確に後工程へ伝えなければなりません。一方、機密情報などを含む設計情報をうまく伝えるには、様々なノウハウが必要です。  本セミナーでは情報の伝え方に着目して、製品設計のトラブルを未然防止する方法をわかりやすく解説します。

  1. プラスチックを使ったものづくりの概要
    1. プラスチックのメリット/デメリット
    2. 金属材料との違い
    3. プラスチック関連知識
      1. 材料
      2. 成形・金型
      3. 二次加工
      4. 製品設計
  2. 後工程への情報の伝え方とそのノウハウ
    1. バリューチェーンにおける設計の位置づけ
      1. バリューチェーンにおける設計の位置づけ
      2. 設計工程の重要性
    2. 何を伝えるか (要求事項の抽出と整理)
      1. 伝えるべき情報
      2. 伝えなくてよい情報
      3. 機密情報
      4. MECEで情報を伝える
    3. どのような方法で情報を伝えるか (図面/3D/仕様書 他)
      1. 図面
        • 2D
        • 3D
      2. 仕様書
        • 購入仕様書
        • 納入仕様書
      3. 要求事項一覧表
      4. その他
      5. MECEで情報を伝える
    4. 情報伝達のノウハウ
      1. 機能/性能/詳細仕様
      2. 性能規定と仕様規定
  3. 金型・成形に関するトラブルを防ぐ具体策
    1. 基本事項
      • PL
      • ゲート
      • 抜き勾配 他
    2. 金型材料
      • 耐久性
      • 溶接性
      • 鏡面性 他
    3. 成形不良
      • ウェルドライン
      • ヒケ
      • 変形 他
  4. 材料に関するトラブルを防ぐ具体策
    1. プラスチックの基本特性
    2. プラスチックの応用特性
      1. 劣化
      2. 粘弾性特性 (クリープ/応力緩和)
    3. 配合剤
    4. 再生材料
  5. 二次加工でのトラブルを防ぐ具体策
    1. 接合 (組立)
    2. 表面処理
    3. 機械加工

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