社告・リコール、その他のトラブルが収束しません。原因は、以下の三つです。
- 技術者のモチベーション (やる気) の低下
- 日本の自動車企業が好む重き手法 (FMEA/DR) の選択と強制施行
- 管理者の、管理者による、管理者のためのFMEA/DRに変貌
たとえば、12億円のストラディバリウスというヴァイオリン (道具) も技量 (ワザ) がなければ雑音を奏 (かな) でるだけです。FMEA/DRという技術者の道具も、ワザがなければ百害あって一利なし。また、ワザがなければ、粗悪な道具を選択してしまうでしょう。一方、大工や料理人など一流の職人は、一流の「道具」を使いこなして初めて、その腕前を評価されるものです。そこで本セミナーは、以下に示すコンセプトと手段でこれらの策に一石を投じます。
- コンセプト: いつの間にか消え失せてしまったトラブル防止に関する「匠のワザ」を復活させ、若き技術者へ伝授することでトラブルの再発に歯止めをかける。
- 手段: FMEAやDRなど、いずれも若き技術者に大きな負担を与え、いつまでも「主役の座」を譲らない道具を避け、技術の職人が代々伝授してきた「匠のワザ」を中心に、これらの優れた道具は「脇役」としての使いこなすことを指導する。
- 匠のワザ:匠の道具を使いこなすために
- ワザがあれば、道具 (FMEAとDR) が生きる
- 匠のワザ (1) :トラブルの98%が潜在するトラブル三兄弟
- 匠のワザ (2) :インタラクションギャップを見逃すな!
- 匠のワザ (3) :これで収束!トラブル完全対策法
- 匠のワザ (4) :再発を認識したレベルダウン法
- 匠のワザ (5) :対策手段は現象ではなく原因に打て!
- 匠のワザ (6) :落とし処はどこ?と自問する
- 変化点とはモード系 (ファッション) の用語でありトラブル回避は不可能
- 匠の道具 (1) :やるならこうやるFMEA
- 設計者の、設計者による、設計者のためのFMEA
- トラブル未然防止のFMEAとは
- シンプルFMEAの作成手順
- シンプルFMEAは食卓の醤油やソースのように開発の必需品となる
- 匠の道具 (2) :やるならこうやるデザインレビュー
- 設計者の、設計者による、設計者のためのデザインレビュー
- 若手技術者を苦しめる大規模デザインレビュー
- 身の丈デザインレビュー (MDR) で負担軽減
- 5年の歳月をかけて完成!MDR用マニュアル
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