生体情報計測によるヒトの状態推定技術

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第1部 屋内環境センシングによる人の感情推定

(2023年12月13日 10:00〜11:30)

 昨今、メンタルヘルス対策、学習・労働の作業効率化、人為的作業ミス対策として、ストレスや疲労感、快適感、感情的覚醒度などの人間の感情状態の把握と環境改善が重要となります。  本講演では、従来の感情状態推定術とその応用例を紹介するとともに、講師がこれまで研究してきた非接触環境センシングによる人間の感情状態推定技術を紹介します。

  1. これまでの感情推定技術の主な手法
  2. 非接触環境センシングによる人間の感情推定技術
  3. 非接触環境センシングシステムの構成
  4. 非接触環境センシングによる感情推定手法
  5. 非接触環境センシングによる感情状態推定精度
  6. 屋内作業環境と人の感情との関係
  7. まとめと今後

第2部 ミリ波センサによる生体情報センシング技術の開発と今後の展望

(2023年12月13日 12:10〜13:40)

 ミリ波レーダ・センサは、車載用途で大きく発展し、用いられてきましたが、その高機能な速度検知能力 (マイクロドップラー現象の利用) を用いて、様々な振動検知の分野での利用を目指して、研究開発がなされています。当社は、一般の機械や建物・インフラの振動検知、人の呼吸・心拍・モーションに関する検知等、広く研究しています。  本講座では、その研究開発動向を踏まえて、ミリ波センサの今後の展望も踏まえた講演を行います。

  1. 生体センシングが求められる背景
  2. ミリ波センサの仕組みと開発動向
  3. 非接触インテリジェントミリ波センシングシステムとしての特徴と用途展開
    1. 心拍/呼吸センシング
    2. 動体/生体/モーションセンシング
    3. 振動センシング
  4. 今後の展望
    1. ヘルスケア用途への展開
    2. 建物・インフラ等のモニタリングに関する展開

第3部 ディープラーニングを活用した生体情報のモニタリング

(2023年12月13日 13:50〜15:20)

 ディープラーニングの登場により、大量のデータから複雑な条件を包含した状態を認識する技術が実現できるようになりました。  本講座では、まず生体情報を利用したアプリケーションおよびその基盤となる技術を紹介し、講師が過去に開発していたディープラーニングを利用して人間の多様な状態をモニタリングする技術について解説します。

  1. 生体情報のモニタリング
  2. 顔画像センシング技術
  3. 動作認識技術
  4. ディープラーニングの登場による技術革新
  5. 時系列生体情報による人間の状態認識
  6. まとめと将来展望

第4部 日常生活下における生体情報センシングと医療ヘルスケア応用

(2023年12月13日 15:30〜17:00)

 日常生活下における生体情報のセンシングにはさまざまなニーズがあり、また、計測対象となる生体情報に応じて多数の計測デバイスが提案されています。本講座では日常生活下で計測可能な生体情報とその計測技術について概説し、その課題と技術動向を解説します。  また、医療機関・大学医学部との共同研究事例を紹介し、実応用における課題と将来展望について解説します。

  1. 日常生活下における生体信号計測のニーズと課題
  2. 体表面における生体信号と計測技術
  3. 低消費電力化とノイズ対策
  4. 医療ヘルスケア応用
  5. まとめと将来展望

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