新規R&Dテーマ提案の企画書作成と経営層への説明、説得の仕方

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本セミナーでは、新規R&Dテーマ提案を取り上げ、経営層が注目するポイント、経営層が納得する提案・説明の仕方、稟議を通すための企画書作成のポイント、提案のコツについて詳解いたします。

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プログラム

第1部 新規R&Dテーマ提案への企画書作成のコツ

(2023年11月27日 10:30〜14:30) ※途中、お昼休憩を挟みます

 近年の製品ライフサイクルの短期化や革新技術の急成長により、従来のトップダウンによる商品企画は限界に近づいています。そこで既存事業に限らず新規参入を目的とした新商品をいち早く立ち上げることが必要です。  本講座ではR&D部門が主導し、コア技術を生かした商品・開発テーマを早く・確実に創出するためのフローを解説します。特に技術者がおさえておくべきマーケティング分析をはじめ、商品アイディアを絞り込むための評価指標、さらには稟議を通すための企画書作成のポイント、提案のコツを紹介します。

  1. 研究開発部門に必要なマーケティング思考
    1. テクノロジー企業を取り巻く環境の変化
    2. イノベーティブ商品の事例
    3. 今求められる研究開発テーマ3つのポイント
    4. 新商品を創出するための開発フロー
    5. 技術者がおさえるマーケティング
  2. ターゲット設定&マーケティング分析
    1. ターゲット「仮」設定
    2. 技術シーズの棚卸し評価
    3. 市場ニーズ調査
    4. マーケティング分析フレームワーク
  3. アイディア発想
    1. アイディアの原則「不の解消」
    2. アイディアを磨くコツ
    3. アイディア一次評価
    4. CAN, MUST, WANT評価
  4. 研究開発テーマ企画と提案
    1. KJ法、マトリクス法
    2. 研究開発テーマ企画への展開
    3. 企画提案とMVP活用
    4. ロードマップ設定

第2部 経営層に響くR&Dテーマ提案企画書の見せ方と伝え方

(2023年11月27日 14:45〜16:45)

 提案するR&Dテーマが尖っていればいるほど市場での競争優位性は高まるが、実現可能性は逆に低くなる。しかも、社内調整の難易度も高くなる。著者も研究員としてキャリアをスタートさせたが、当時は新製品開発を担当していた当時これを実体験している。現在は経営層という以前とは逆の立場となり、部下がどのような提案・説明をすれば経営層が納得するかが理解できる。  ここでは、先の読めない不確実性の高い外部環境下において、経営層の理解を得るにはどのようなポイントを押さえておく必要があるのか、過去から現在進行形での著者の実体験を交えながら解説していく。

  1. 全社経営戦略に沿ったR&Dテーマ提案
    1. 経営層の視点を理解する
    2. 自社のキャッシュフローも把握しておく
  2. R&D活動におけるROI
    1. 研究開発投資の回収率という視点
    2. R&Dの効率化のための原因解明と今後の対応策
  3. R&Dテーマ決定に至る戦略ストーリー
    1. R&Dテーマ提案の方向性を示す
    2. 客観性を担保した事業性評価の実施
    3. コア技術戦略のモデル
  4. Pricing
    1. Pricingの基準・切り口
    2. 3C分析
    3. 「顧客価値」 という発想
    4. 経営戦略との整合性
    5. プライシングの要点
  5. 経営層が納得しやすいR&Dテーマ
  6. 経営層に響くプレゼンテーションとは

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