レアメタルのリサイクル技術の最新動向と課題・今後の展望

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本セミナーでは、レアメタルの都市鉱山活用を支える技術の最近の動向と課題を、金属別、製品別に明らかにし、「都市鉱山」ビジネスの展開に活用できる知識、ポイントを詳解いたします。

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プログラム

レアメタルがまた注目を集めている。カーボンニュートラルの動きは、リチウムイオン電池やそれを用いたEV車に見られるように、新たな技術とそれを支える希少金属の存在と不可欠ではいられない。また、AIをはじめとする情報技術の展開は半導体技術を基礎として成り立っており、そこでも希少金属が重要な役割を担っている。他方で、資源をめぐる状況は、売れる資源を競い合って供給する過去の状況から、限られた資源を限定的に供給することで価値を吊り上げる非グローバル化の方向へのシフトを見せだしている。今年中国がガリウム、ゲルマニウムに対して輸出規制の施策を打ち出したのもこのような流れとの関連で見ておく必要がある。このような中で、国内市場が比較的豊かな日本においては、消費のために持ち込まれた希少金属を資源として活用する、いわゆる「都市鉱山」の取り組みが極めて重要になる。  本講座では、レアメタルの都市鉱山活用を支える技術の最近の動向と課題を、金属別、製品別に明らかにし、「都市鉱山」ビジネスの新展開に資するものである。

  1. サステイナブルな社会を支えるレアメタル
    1. カーボンニュートラルに必要なレアメタル
    2. 情報に必要なレアメタル
    3. モノづくりを支えるレアメタル
  2. 資源をめぐる国際状況とその変化
    1. 安く大量に売る資源から、囲い込む資源に
    2. 都市鉱山開発の現代的意義
  3. レアメタル含有製品のリサイクル
    1. リチウムイオン電池のリサイクル
    2. 太陽光パネルのリサイクル
    3. 風力発電機・EVモータのリサイクル
  4. レアメタルの再抽出・再精製
    1. Co
    2. Li
    3. Ni
    4. Ta
    5. W
    6. In
    7. PGM
    8. REE
  5. 今後のレアメタルリサイクルの方向性

受講料

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