本セミナーでは、FT-IR (フーリエ変換赤外分光法) の原理、代表的な各種測定方法等の基礎的な知識から実務使用における測定技術や応用技術やノウハウまでを解説いたします。
日時
- 2023年11月8日 10時30分〜 2023年11月8日 16時30分
開催予定
プログラム
赤外分光法は、その特徴からも主に有機化合物の化学構造や高次構造の解析手段として研究、開発され、今日では研究・開発だけでなく工場でのインライン評価などにも幅広く一般に使用されている。近年になって、ATR法を初めとした様々な測定法の開発や装置の改良等によって、従来困難であったような試料も容易に測定が可能となり、今日においてはなくてはならない基本的な測定手法としてその地位を確立している。 しかし、実際のサンプルや問題に直面した場合、どのように測定・解析を行っていけば良いかは依然重要である。しかし残念ながら、文献・教科書等では装置や測定法の原理は詳細に解説してあるものが多いが、そのアプリケーションとしての解説を十分に行っているものは少ない。 本講座は、赤外分光法の詳細で専門的な原理ではなく、よりアプリケーション寄りの内容、実務での赤外分光法活用を中心とした。実際の分析操作やスペクトルの解釈、実際の分析において対象とすることの多い異物や混合物、様々な試料や目的への対応の方法、事例などについて、実務使用における測定技術や応用技術、ノウハウを解説する。
- 赤外分光法の基本原理と特徴
- 赤外分光が見ているもの
- 分光分析における吸収の定義
- 吸光度スペクトルと透過スペクトル
- 赤外分光の波長領域
- 赤外分光分析
- 振動モード
- 気体と液体・固体
- 赤外分光法の長所・短所
- 赤外分光法による評価
- 主な検出器と特性
- 代表的な測定法
- 透過法
- 透過法
- 透過法基本セッティング
- 主な窓材
- 吸収の飽和
- フリンジ (干渉縞)
- 全反射法 (ATR)
- ATR法のバリエーション
- ATR結晶 (IRE) の特性
- FTIR-ATRにおける測定深さ
- ATR法における注意点
- ATR補正
- 異常分散
- 反射法
- 反射法
- 高感度反射の原理
- スペクトル例
- K-K (Kramers-Kronig) 変換
- 拡散反射法
- 拡散反射法
- スペクトル例
- K-M (Kubelka-Munk) 変換
- その他
- 光音響分光法 (PAS)
- ガスセル
- 主な測定法のまとめ
- 顕微赤外
- 装置
- カセグレンレンズによる光学系
- マッピングとイメージング
- ラマン分光法との対比
- 透過法
- 赤外スペクトル
- 赤外スペクトルの概要
- 主な振動モード
- 主な吸収帯
- 周辺環境の影響
- イオン性官能基の吸収帯
- 赤外分光の構造敏感性
- 指紋領域の利用
- カルボニル基の判別
- スペクトルサーチ
- スペクトルデータベース
- オープンライブラリ
- 代表的検索アルゴリズム
- 検索アルゴリズムの限界
- ヒットスコアの罠
- 検索結果の間違い例
- スペクトルサーチのコツ
- 差スペクトル
- 基準スペクトルが無いとき
- 混合解析
- 系統解析
- スペクトルパターン
- 帰属の考え方
- 定量分析
- 検量線法
- 検量線法が適用困難なケース
- ピーク強度比法
- 内標準法
- 誤差要因
- 大気成分補正
- 大気成分 (CO2、H2O)
- 窒素パージ法
- 差分法
- 測定条件
- 積算回数と分解能
- 積算回数の考え方
- 誤差要因
- スペクトル処理
- ベースライン補正
- スムージング・補間
- ベースライン
- ピーク高さと面積
- 自動処理の注意点
- 混合物の解析
- 混合物のスペクトル
- 差スペクトル
- ピーク分離
- ATR法における差スペクトル
- 他手法との組み合わせ
- 様々な試料
- バルク
- フィルム
- 紛体
- 液体
- 異物・微小部
- 繊維
- 汚染・付着物
- 黒色試料
- 高次構造
- 水素結合
- バルク (全体平均) 分析
- 角度変化法
- 温度変化測定
- FTIRにおける注意点
- 事例
- フィルム上汚染
- Pi/Cu/Si界面の解析
- 時間分解測定
- まとめと質疑
受講料
- 1名様: 34,700円(税別) / 38,170円(税込)
- 複数名: 25,000円(税別) / 27,500円(税込)
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,700円(税別) / 38,170円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。 - 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。 - ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。