承認申請資料にむけた国際共同治験の個別症例安全性報告 (ICSR) の取り扱いと評価

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本セミナーでは、重要性を増している観察研究について取り上げ、観察研究の基礎から解説し、欧米の観察研究と比較して解説いたします。

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日本の製薬企業の海外進出が始められて久しい。また外資系製薬企業も日本でのビジネスを着実に伸ばしている。しかし、未だに規制要件の違いから有害事象、副作用情報の取り扱いには困惑することが多い。一方、国内では所謂「ドラッグラグ」の課題を克服するため早期新薬開発を目的とした国際共同試験はもはや必須の流れとなった。よってこの時期に個別症例安全性報告 (ICSR) の取り扱いについて議論することは意義あることと思われる。  本講座では個別症例安全性報告 (ICSR) 取り扱い及び評価に焦点を当てて留意点を論じたい。

  1. 安全性情報に関する各国規制
    1. 日本
    2. 米国
    3. 欧州
    4. 中国
  2. 安全性情報収集評価体制
    1. 情報入手と記録
    2. 安全性評価
  3. 報告の作成
    1. 作成の方法
    2. 資料の保管
    3. 当局への提出
  4. 海外症例の評価
    1. 日本症例との差異
    2. ICSR報告
    3. 海外症例の実際紹介 (25〜30症例)
    4. 海外症例の因果関係評価

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