第1部 濾過プロセスの最適化とフィルター/濾材の選定
(2023年11月10日 10:30〜14:30)※途中、休憩含む
濾過現象は、対象となる懸濁液の特性、分離の目的に応じた様々な濾材・濾過装置、操作条件など、様々な因子の影響を受ける複雑な現象です。濾過プロセスを最適化するには、この濾過現象を理解していく必要がありますが、実際には理論的な扱いが難しいことが多く、経験の蓄積が重視される技術分野でもあります。
本セミナーでは、固液分散系の特徴とその評価、圧力損失の基礎、濾過と濾材の種類、濾過メカニズムと数式表現と設計、濾過プロセスの最適化法についてわかり易く概説し、濾過技術に関連する知識の全体像を習得します。
- はじめに 〜濾過プロセスの概要〜
- 固液分散系
- 水・溶液に関する基礎知識
- 溶液物性
- 移動現象
- 固液分散系
- 溶質、コロイド、微粒子
- 微粒子群の挙動 沈降特性
- 分散・凝集と界面化学
- 圧力損失の基礎
- 圧力損失はなぜ起きるか
- 粘性の法則
- 圧力損失のモデル式
- 濾過プロセスにおける圧力損失
- 濾材の圧力損失
- 粒子の捕捉と圧力損失
- ケーク層の形成と圧力損失
- 濾過と濾材の種類
- 濾過の種類
- 濾材の種類
- 深層濾過の濾材
- フィルター・膜
- ケーク濾過
- 濾過のメカニズム
- 濾過のメカニズム
- 濾過現象の数式表現
- 深層濾過
- ケーク濾過
- 膜濾過
- 濾過データの解析
- 濾過プロセスの設計
- ラボ実験による濾過特性評価
- 濾過データの解析とスケールアップ手順
- 濾過プロセスの設計
- ラボ実験による濾過特性評価
- 濾過データの解析とスケールアップ手順
- 濾過プロセスの設計
- 濾過プロセスの最適化法
- 凝集による前処理
- 濾過助剤
- 運転・計測・管理
第2部 高性能繊維濾過装置 (F-CAP) による微粒子除去とUF膜の目詰まり抑制効果の評価
(2023年11月10日 14:45〜16:15)
協和機電工業株式会社の高性能繊維濾過装置 (F-CAP) は、長毛繊維濾材を独自のCAP構造で圧縮して濾過に用いるため、凝集剤を使わずに5μmの粒子も除去可能な高速濾過装置である。
本講演ではその開発コンセプトや特徴と、UF膜の目詰まり抑制を目的に本装置を前処理に用いた際の性能評価結果について紹介する。併せて、設計上の留意点や適用事例についても紹介する。
- はじめに
- 従来の濾過技術
- 繊維濾過装置の現状と課題
- 高性能繊維濾過装置 (F-CAP) について
- 開発コンセプト
- 構造と特徴
- 濾過工程での動き
- 逆洗工程での動き (動画あり)
- F-CAPの微粒子除去性能について
- アクリル標準粒子を使った除去性能
- 繊維長さと充填密度を変えた場合の微粒子除去率について
- 逆洗による濾過性能の回復度合いについて
- 濾過時の圧力損失特性について
- 自然粒子での濾過特性評価
- アオコ (藍藻) を濾過した場合
- 雑多な池水を濾過した場合
- F-CAPによるUF膜の目詰まり抑制効果の評価
- 背景・実証装置について
- 評価方法
- F-CAPの運転性能
- F-CAPによるUF膜の目詰まり抑制効果
- その他の用途での事例紹介
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
- 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
- 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
- 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
- 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
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- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。