生成AI・ChatGPT活用と法的留意点

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第1部 生成AI・ChatGPTを利用する際の法的問題点と対応策

(2023年11月7日 10:30〜14:30) ※途中、お昼休憩を挟みます

 2022年11月にChatGPTが登場したことを契機に、生成AIを業務に活用する動きが加速しています。生成AIの活用は、業務の効率化や生産性の向上などに大きなメリットがある一方で、法的なリスクも伴います。それらのリスクをしっかりと理解し、適切な対策を講じることは、企業にとって重要な課題となります。しかし、メリットを享受しつつ法的なリスクを回避するためには、技術面と法律面をともに理解する必要があります。  本講座では、生成AIが回答を生成する仕組みや活用方法をデモを交えて解説した上で、具体的な法的リスクとその対応策を、場面ごとに詳しく分かりやすく解説します。

  1. 生成AI・ChatGPTとは
    1. どのような仕組みで「それらしい」文章を生成しているのか?
    2. 上手い「質問」 (プロンプト) の入力による積極的な活用 (プロンプト・エンジニアリング)
    3. 自社のデータを使ってChatGPTに回答させることはできるのか (追加学習)
    4. GPTを使って自社内の文書や顧客の質問から類似したものを検索する (近傍検索)
  2. 生成AIを業務で利用する際の法的問題点と対応策
    1. プロンプトに入力する場面1:回答を得る対象として入力する場合
      • 個人情報保護法
      • 著作権法
      • 契約上の秘密保持義務等
    2. プロンプトに入力する場面2:サンプルとして入力する場合
      • 個人情報保護法 (仮名加工情報の活用) 、契約上の秘密保持義務等
    3. 生成AIを使ってプログラミングするケース
      • 著作権法
    4. 追加学習の学習用データとして入力する場面
      • 個人情報保護法
      • 著作権法
      • 契約上の義務
    5. 近傍検索のためにベクトル化し、活用する場面
      • 仮名加工情報の活用
    6. 生成された回答を業務で利用する場面
      • 個人情報保護法
      • 著作権法 (著作権を侵害しないのか? 生成物の権利は主張できるのか?)
      • 商標法、不正競争防止法その他の問題
  3. 社内ルールを作る際のポイント
    1. ルールの作り方
    2. ルールで定めるべきポイント
  4. AIの開発を委託する際の留意点
    1. AIの開発と従来のシステム開発との違い
    2. 契約書レビューの際の留意点

第2部 GPTなど生成AIモデルの利用事例と、考慮すべきリスク

(2023年11月7日 14:45〜16:15)

 GPTやLLM (大規模言語モデル) など、生成AIモデルは革新的な進化を遂げており、各企業競って導入を始めています。しかし、新しい技術の利用には様々なノウハウが必要となります。リッジアイはAI・ディープラーニング技術を活用して経営・社会課題の解決に挑むテックイノベーションファームで、これまでに先端技術を扱う様々なプロジェクトを成功させてきました。  「生成AI活用サービス」を通じて見えてきた、生成AIに関する最新の業界の動向と活用方法の事例、そして考慮するべきリスクと対応方法についてご紹介します。

  1. はじめに
  2. Ridge-i 事業紹介
  3. 生成AI活用の現状とリスク
    1. 生成AIのインパクト
    2. 事業会社の動向
    3. GPT・LLMの活用パターン
    4. GPT・LLM活用のリスク

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