パワーエレクトロニクスの磁気部品技術と回路設計

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本セミナーでは、省エネ化、高効率化、低損失化、小型軽量化の要求に対応するための磁気技術を基礎から解説いたします。

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現代の情報社会は、パワーエレクトロニクスに支えられ、ビジネス市場は、大きく拡大しながら成長を続け、技術は発展しています。インダクタやトランスの高性能化により、パワーエレクトロニクスは、高効率化、小型軽量化、省エネルギー化を実現し、カーボンニュートラルに寄与します。インダクタやトランスの設計は、技術的難易度が高く、現場で役立つ技術を教える大学や学術書籍はほとんどありません。パワーエレクトロニクスでは、磁気部品の低損失化、小型化の要求は大きく、「磁気を制する者はパワエレを制す」とも言われます。  本講座では、技術者が苦手になりがちなインダクタやトランスの技術や設計に関して、基礎から応用まで、現場や実践で役立つ具体的な磁気技術を分かり易く熱心に解説します。  磁気回路を電気回路に対比させる新しい双対電磁回路解析法は、初学者でも容易に磁気の理解が深まります。先進技術では、磁気部品の性能を最大限に引き出し、電気絶縁、電圧変換、共振インダクタ、平滑インダクタ、ノイズフィルタといった5つの機能を1つに複合化することに成功しています。世界に誇る日本の磁気技術による新しい価値創造を目指し、参加者の関心や疑問に応えながら、解説を進めます。参加者が現場の第一線でご活躍されることを支援し、応援します。

  1. パワーエレクトロニクス磁気部品の動向
    1. 拡大するパワーエレクトロニクス市場
    2. パワーインダクタとスイッチング電源の進化
    3. 高周波化とパワーインダクタ
    4. 磁気デバイス開発と今後の期待
  2. インダクタ/トランスの最適設計のための基礎と応用
    1. 電気と磁気の性質、電磁気の基礎と応用
    2. インダクタとトランスの基礎と応用
    3. 磁性材の基礎と応用
    4. 磁気回路を用いた先進解析技術
  3. インダクタ/トランスの実回路設計と先進応用技術
    1. トランスの電力損失、漏れ磁束、放熱構造
    2. 降圧コンバータのインダクタ設計
    3. 複合トランスを用いた同期整流ZVSコンバータ (12V/50A、効率94.1%)
    4. 複合共振トランスを用いたZVS非接触給電電源 (48V/10A、効率95.5%)

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