事業・経営戦略における特許の重要性が高まる中、より広い権利範囲を、より有利に、より確実に権利化するために、新規性・進歩性による拒絶理由通知への対応の仕方について、基礎から解説します。特に、進歩性に関しては最近10年間定着してきた新しい考え方をしっかり理解しているかどうかで、結果が大きく異なってきますので、注意が必要です。
より広い権利範囲を取得するためには、拒絶理由に対して意見書でしっかり反論することが必要ですが、審査官がどう判断しているかをよく知ることが大切です。特許庁が特許出願の審査が円滑かつ的確に進むようにするための有効な手続きとして設け活用をすすめている、審査官との「面接審査」を活用することで大きな成果を上げている会社も少なくありません。
本セミナーでは、新規性・進歩性の判断方法を基礎から最新動向まで、及び、新規性・進歩性による拒絶理由通知への対応方法について、多角的に解説します。
- 新規性・進歩性の判断方法
- 新規性の判断方法
- 新規性の判断フロー
- 本願発明の認定
- 引用発明の認定
- 本願発明と引用発明との一致点・相違点の認定
- 進歩性の判断方法
- 進歩性の判断フロー
- 本願発明の認定
- 引用発明 (主引例) の認定
- 本願発明と引用発明 (主引例) との一致点・相違点の認定
- 本願発明と先行技術 (主引例) との相違点に関する判断
- 「課題」の重要性
- 対象案件の背景を確認
- 事業状況を確認する。
- 技術開発状況を確認する。
- 競合他社の状況を確認する。
- 拒絶理由通知を検討する。
- 審査官の認定・判断は妥当かどうか検討する。
- 本願発明の認定は妥当か?
- 引用発明の認定は妥当か?
- 本願発明と引用発明の一致点・相違点の認定は妥当か?
- 相違点に関する判断は妥当か?
- 取りたい権利範囲はどこか確認する。
- 取れそうな権利範囲はどこか検討する。
- 間違いなくとれそうな範囲は?
- 難しそうだがチャレンジすべき範囲は?
- あきらめざるを得ない範囲は?
- 対応方針を検討
- 審査官の認定・判断が妥当と考えられない場合:審査官との面接
- 審査官の認定・判断が妥当と考えられる場合:補正書の検討
- 審査官との面接
- 面接審査によるメリット
- まずは審査官を知る
- 面接前の準備
- 審査官との面接のコツ
- 面接後の対応
- 補正書・意見書の作成
- 補正の基礎
- 意見書の基礎
- 拒絶理由に対応した補正のコツ
- 拒絶理由に対応した意見書のコツ
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
- 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
- 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
- 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
- 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。