接着接合の劣化メカニズムと強度及び耐久性の評価技術

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本セミナーでは、接着・接合の基礎から解説し、接着接合部の疲労・劣化の原理と対策、強度の評価方法、引張・疲労・劣化加速試験方法を解説いたします。

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プログラム

接着接合は機械的接合 (ボルトナット、リベット) ではおよそ実現できない多くのすぐれた特性を有している。しかし信頼性の低さ、耐久性予測の困難さなどから普及を妨げている。  本講座では接着接合部の劣化のメカニズムを説明し、それを正確に評価する方法を解説している。 さらに最新の研究事例を紹介しながら、接着接合部の耐久性がどこまでわかっていて、何が課題として残っているのかについても言及する。

  1. 基礎編
    1. なぜ接着接合なのか。接着の長所と短所から。
    2. 接着剤の種類と特徴
      1. 構造用接着剤とは
      2. 接着剤の分類の仕方 (成分系、硬化方法など)
      3. 代表的構造用接着剤:エポキシ系ウレタン系アクリル系シリコン系
    3. 被着体は表面処理が重要=種類と効果
    4. 接合強度試験片の種類 (破面観察と測定装置の原理)
      • SLJ
      • DCB
      • Bulk
      • T-Peel
      • IWP
    5. 強度評価試験に用いる試験片とその目的
  2. 実際の耐久性強度評価
    1. 考慮すべき環境負荷
    2. SLJの引張試験の評価の注意点
    3. LJの疲労試験;繰り返しひずみによる強度低下
    4. 水分による強度低下、劣化加速試験方法
    5. DCB試験片を使用した亀裂進展速度の測定
  3. 研究事例
    1. 高温強度の正体、なぜ強度は温度に影響をうけるのか
    2. 高分子材料 (接着硬化材) の広範囲速度依存性 (クリープから衝撃までの強度関連性)
    3. 繰り返しひずみを受けた重ね合わせ継手の残存強度
    4. 水分により強度劣化したDCB試験片のエネルギー解放率と亀裂進展速度の関係

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