設計・開発部門の人員捻出方法

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コロナ禍とウクライナ戦争の影響による原材料およびエネルギー料金の高騰で、現在各メーカーは利益率低下に苦しんでいます。そのうえ政府からの給与増額要請もあり、製品価格を値上げしたいのですが、「失われた30年」で値上げに過敏となった日本市場ではシェアの大幅低下につながる危険性があり、踏み込めません。

製品価格値上げを断念したメーカーは、既存製品と比べて大きな利幅が期待できる新製品開発に社の存続を掛けます。通常そのような一大プロジェクトには質・量とも大きなマンパワーが投入されるのですが、人件費増を嫌う経営者から「今いる人数でやれ!!」と言われ、設計・開発部門の部課長さんは途方に暮れている、というのが昨今よく目にする光景です。

そこで当セミナーでは、現状の人員の中から新製品開発要員を捻出する方法についてお教えします。そのプロセスは次の通りです。

上記により人員を捻出するには、次の3つが必須となります。

当セミナーは、講師の指導のもと上記を実施し、233名から44名の人員を捻出した事例紹介を中心に、実践的な講義を展開します。「現状の人数で新製品を開発せよ!!」というクライアントの課題を、どのようにして解決していったかをライブ感覚で追体験できる当セミナーは、同様の悩みを抱える設計開発部門の部課長・主任クラスの皆さんに必ず役立つことでしょう。

  1. 設計・開発部門の現状と対策
    1. 設計・開発部門の現状とその原因
    2. 問題解決の全体プロセス
    3. 設計者の「本音」把握とその活用方法 ( 事例紹介 )
  2. 会議・活動の5S
    1. 最初にやる理由
    2. 現状を数値データ ( 工数・金額 ) で「見える化」する
    3. 会議・活動の5S方法と考え方 ( 事例紹介 )
  3. 数値データによる現状の「見える化」
    1. 1枚の表に現状を「見える化」する ( 事例紹介 )
    2. 設計者間・部署間・月間の業務量アンバランスを「見える化」する ( 事例紹介 )
    3. 業務量平準化を促進するシステムとその構築方法 ( 事例紹介 )
  4. 究極の業務生産性向上手段「ムダ取り」
    1. 従来型「ムダ取り」はなぜ失敗するのか?
    2. 抵抗勢力が出現しないムダ取り手法 ( 事例紹介12 )
    3. 設計・開発業務の「あるべき姿」
  5. 設計・開発業務の金額換算
    1. 投入工数を金額換算する方法 ( 事例紹介 )
    2. 業務毎投入金額の「見える化」で起きる意識の変化
  6. 設計・開発業務の生産性向上方法
    1. 業務改善と改革の違い
    2. 生産性の高位標準化ツール
  7. 科学的組織マネジメントとその効果
    1. 組織マネジメントによる人員捻出方法 ( 事例紹介 ( 233名から44名を捻出 ) )
    2. 設計DX成功の必須条件

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