混練機の誕生から現在に至る変遷について説明し,何故現在のような混練機/押出機の構造になったかについて解説する。また,近年,開発されている特殊セグメントについても解説する。
さらに,現在注目されているナノコンポジットに関して,世の中の動向を説明し,現在進めている研究内容の一端を解説する。
- 混練とは?
- 混合・混練の必要性
- 混合・混練の概念
- 混練の目的
- 樹脂混練押出機の分類
- 各機種の混練特性
- 混練機・混練技術の変遷
- バッチ式混練機
- 特許で見る混練機・混練技術の変遷
- バッチ式混練機の操作性
- バッチ式混練機の特長と課題
- 二軸連続混練機
- 二軸連続混練押出機
- 噛合い型同方向回転二軸混練機の変遷とその特長
- 各種スクリュセグメント技術
- 装置の大型化
- 混練押出機におけるシミュレーション技術
- 単軸押出機の数値解析事例
- 3次元有限要素法による二軸押出機の化学反応解析
- ニーディングディスク (キー溝部) の応力解析
- 混練押出し技術の最近の動向 (ナノ粒子分散技術)
- ナノコンポジット講演発表動向
- 二軸混練押出機によるナノコンポジット製造技術
- 射出成形機によるナノコンポジット製造技術
- 射出成形機による複合材料成形の動向 (長繊維分散技術)
- 複合材料成形の動向
- 長繊維ペレットの機械的特性
- 従来の射出成形技術
- シミュレーション技術による長繊維化と分散のためのスクリュ形状最適化技術