モータ設計に活かすCAE解析の基礎と応用

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本セミナーは、モータ設計とCAEを取り上げ、実際に業務で使える内容に重きをおき、講師の46年間のモータ設計開発の実務に携わった経験とノウハウについて解説と事例を解説いたします。

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プログラム

モータシステムの設計は、小型、軽量、低消費電力、低騒音/低振動の要件を満足させなければなりません。これらの要求は複合で、実験・試作を繰り返す従来の手法では対応が難しいと言わざるを得ません。したがって、設計効率化のためのCAE解析への対応が必要です。今さら聞けないCAEに必要な基礎知識がしっかり身につく役立つお薦めの研修です。  本研修は「46年間のモータ設計開発の実務に携わった経験とノウハウ」について解説と事例を紹介する「実際に業務で使える内容」に重きをおきます。モータシステムに関わっている初心者からベテラン経験者を対象とします。

  1. 基礎編
    1. CAE とは? 有限要素法FEM
      1. 技術分野
      2. メリット
      3. 適用手順
      4. モデル化
      5. 境界条件
      6. 節点と要素
      7. 物性値
    2. 有限要素法FEMの手順
      1. プリプロセッサ解析データの作成
      2. CAE の信頼性と誤差
      3. 最適化解析手法
    3. 解析結果の評価方法
      1. 応力の特異点
      2. ミーゼス応力と最大主応力
      3. 疲労
      4. 応力拡大係数
      5. 破壊
    4. 応力と振動解析の基礎理論
      1. 振動問題とは? 振動問題の定式化
      2. 1自由度系
      3. 多自由度系の自由振動問題
      4. 強度
      5. 固有値解析
      6. 応答解析
      7. 周波数応答解析
      8. 応答スペクトル解析
  2. 実務応用編
    • モータ構造、振動解析の4つのモデル化の境界条件の課題解決
      1. ステータのモデル化
        1. 電磁鋼板の積層剛性
        2. フレームとステータ鉄心の結合
        3. 巻線の等価剛性
      2. ロータのモデル化と危険速度
        1. ロータ鉄心の剛性
        2. 軸受のバネ定数
        3. 危険速度
      3. モータ構成部品の支持条件、結合のモデル化
        1. ボルト結合部支持条件
        2. 軸受あめあい
        3. 相手機械への据付け
      4. 電磁力周波数応答の解析と実験検証
        1. 電磁力による振動応答の事例
        2. ロータダイナミクス事例
        3. 回転数によるロータの固有値の変化
        4. 温度上昇による振動変化の事例

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