ヒューマンエラー対策と人材育成

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本セミナーでは、ヒューマンエラーの現任と対応について基礎から解説し、具体的な対応策や事例を詳解いたします。

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プログラム

ヒューマンエラーはさまざまな業種で抱えている重要な課題になっています。特にベテラン技術・技能者が退職していく中で、技能のキーポイントなどが伝承不十分によるエラーの発生が増加しています。また、作業マニュアルなどの弊害も散見されます。重大事故の原因を追究するとヒューマンエラーに起因することも多いのです。  そこで、このセミナーではヒューマンエラーの意味、ヒューマンエラーへの対応の仕方、ヒューマンエラー防止の人材育成について学習します。ヒューマンエラーの意味ではヒューマンファクターについてのポイントに重点をおいて解説します。ヒューマンエラーの対応については、事前検討段階の対応、実施段階の対応、原因追求段階の対応、対策段階の対応に分類してポイントを解説します。ヒューマンエラー防止の人材育成については、コーチングの活用や教訓の学ばせ方について解説します。  全体を通じて重点を置いて解説したいのは、エラーなどの事象を廃材にしないで教材にしていく組織づくりです。エラーから如何に真剣に学習するかという点です。

  1. ヒューマンエラーとは
    1. ヒューマンエラー防止体質づくりの必要性
      1. 企業が抱える構造的な問題
      2. ポカヨケやマニュアル活用の限界
      3. 全員参加で取り組みエラー防止の大切さ
    2. ヒューマンエラー対策の重要性
      1. ヒューマンエラーの意味と特徴
      2. ヒューマンエラーの発生段階
      3. ヒューマンエラー発生のさまざまな要因
    3. ヒューマンエラーを防ぐための取り組みポイント
      1. ヒューマンエラー防止の事前検討
      2. ヒューマンエラー防止のコミュニケーション
      3. 対策立案の「なぜ-なぜ分析」「SHELL分析」の活用方法
      4. ミス防止のマネジメントのポイント
  2. ヒューマンエラーへの対応
    1. ヒューマンエラーへの対応
      1. 事前検討段階の対応
      2. 実施段階の対応
      3. 原因追求段階の対応
      4. 対策段階の対応
    2. 事前検討段階の具体的な対応
      1. 計画に対する問題・障害の発生予測
      2. 現状作業のリスク予測
      3. 変化点管理の実施
      4. KYTの実施
    3. 実施段階の具体的対応
      1. 指示命令・依頼内容の確認
      2. 過去のミス事例の共有化
      3. 意識を目覚めさせる工夫
      4. 作業標準に基づく作業指導のコツ
      5. エラー防止の報連相の押さえどころ
    4. 原因追求段階での具体的対応
      1. エラーの問題解決の基本プロセス
      2. 行動 – 判断 – 認識の分析
      3. 行動の2つの分析
        • 「やらなくてはならないことをしない」
        • 「やってはならないことをした」
      4. M – SHELL分析の内容
      5. なぜーなぜ分析の進め方
    5. 対策の具体的対応
      1. エラープルーフ化を目指せ
      2. エラープルーフ化とビジュアルブレーンストーミング
      3. 職場環境の徹底した見える化
  3. ヒューマンエラー防止に向けた人材育成
    1. ヒューマンエラー防止のコミュニケーション
      1. 現場の声の吸い上げが基本条件
      2. 声を吸い上げる傾聴のコツ
      3. コーチング的なアプローチを有効活用
      4. オペレータに考えさせる
      5. そしてアイデアを引き出す
    2. ヒューマンエラーを発生させない教育としくみづくり
      1. 職場が一体になった教育への取り組み
      2. OJTを展開する進め方
      3. ヒューマンエラー防止の教育の押さえどころ
      4. ヒューマンエラー防止の教育事例
    3. ミスから教訓を学ぶポイント
      1. これまでの誤ったマネジメント
      2. ミス発生の場合のマネジメントのポイントは何か
      3. ミスから何を学ばせるか
      4. ミスを教訓を引き出させるコツは
      5. ミス防止の行動基準を引き出す
    4. まとめ

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