近年、製造コストが増加する中、企業活動において、製造プロセスや生産性の向上への関心が高まっています。また、人工知能の普及により、製法発明に関する技術も進展し、関連する特許出願も増加する傾向にあります。このような製法発明について実用化を推進するためには、特許戦略の構築が必要不可欠です。すなわち、特許出願の動向を把握したうえで、どのような特許を取得し、どのように活用するかが重要な課題です。とくに、広くて強い特許を取得することが重要であり、その結果、製法発明を事業活動に最大限に活かすことができます。
本講演では、このような視点から、製法特許の効果的な活用に向けた特許戦略について説明し、今後の課題と対応策について解説します。
- 製法特許の重要性
- 製法特許の重要性の高まり
- 製法特許と生産性の関係
- 製法特許が競合他社に与える影響
- 特許出願とノウハウの判断基準
- 製法発明の特許出願
- 製法発明の認定
- 製法発明の特許クレームの書き方
- 製法発明の明細書の書き方
- 製法発明の特許クレームの作成演習
- 製法発明の特許調査
- 製法発明の特許調査の課題
- 製法発明の検索式の作り方
- 周知・慣用技術の取り扱い
- 製法発明の特許調査の実演
- 製法特許の特許審査
- 新規性、進歩性の判断基準
- 記載要件の判断基準
- 拒絶理由への対応方法
- 最近の裁判例 (審決取消訴訟) からの教訓
- 製法特許の権利範囲
- 製法特許のクレーム解釈
- 生産方法の推定規定 (特許法104条) での留意点
- 他社特許を侵害しない方法
- 最近の裁判例 (特許侵害訴訟) からの教訓
- 製法特許の活用方法
- 製法発明に関する登録特許の最近の傾向
- 諸外国の登録特許の事例との比較
- 事例を踏まえた最適な明細書・クレームの提案
- 製法特許の特許戦略の構築に向けて
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
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- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
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