製法特許における広くて強い特許戦略の構築

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近年、製造コストが増加する中、企業活動において、製造プロセスや生産性の向上への関心が高まっています。また、人工知能の普及により、製法発明に関する技術も進展し、関連する特許出願も増加する傾向にあります。このような製法発明について実用化を推進するためには、特許戦略の構築が必要不可欠です。すなわち、特許出願の動向を把握したうえで、どのような特許を取得し、どのように活用するかが重要な課題です。とくに、広くて強い特許を取得することが重要であり、その結果、製法発明を事業活動に最大限に活かすことができます。  本講演では、このような視点から、製法特許の効果的な活用に向けた特許戦略について説明し、今後の課題と対応策について解説します。

  1. 製法特許の重要性
    1. 製法特許の重要性の高まり
    2. 製法特許と生産性の関係
      • 人工知能の進化
    3. 製法特許が競合他社に与える影響
      • 査証制度:2020年10月施行
    4. 特許出願とノウハウの判断基準
  2. 製法発明の特許出願
    1. 製法発明の認定
    2. 製法発明の特許クレームの書き方
    3. 製法発明の明細書の書き方
    4. 製法発明の特許クレームの作成演習
      • ケーススタディ
  3. 製法発明の特許調査
    1. 製法発明の特許調査の課題
    2. 製法発明の検索式の作り方
    3. 周知・慣用技術の取り扱い
    4. 製法発明の特許調査の実演
      • ケーススタディ
  4. 製法特許の特許審査
    1. 新規性、進歩性の判断基準
    2. 記載要件の判断基準
    3. 拒絶理由への対応方法
    4. 最近の裁判例 (審決取消訴訟) からの教訓
  5. 製法特許の権利範囲
    1. 製法特許のクレーム解釈
      • リーチスルー・クレームの注意点
    2. 生産方法の推定規定 (特許法104条) での留意点
    3. 他社特許を侵害しない方法
    4. 最近の裁判例 (特許侵害訴訟) からの教訓
  6. 製法特許の活用方法
    1. 製法発明に関する登録特許の最近の傾向
    2. 諸外国の登録特許の事例との比較
      • 米国
      • 欧州
      • 中国など
    3. 事例を踏まえた最適な明細書・クレームの提案
    4. 製法特許の特許戦略の構築に向けて

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