がん患者数の国内外予測と医薬品売上予測

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本セミナーでは、国内の疫学データの概要、患者数の将来予測の方法、海外の疫学データの概要、がん治療薬の売上予測の方法と予測モデルの構造、主ながんのステージ別罹患数と再発患者数のデータについて詳解いたします。

日時

中止

プログラム

第1部 国内外におけるがんの患者数予測

(2023年10月13日 10:30〜12:00)

 個別化医療が進むがんの医薬品市場において、対象薬剤の患者セグメントはより細分化が進み、売上予測をする際には、各セグメントにおける将来の対象患者数を捉えることが益々重要となっている。そして、将来の患者数予測は、地域毎の環境の違いを加味した上で、罹患率の傾向、人口動態の変化、診断の向上など様々な要因も加味する必要がある。  本講座では、がんの医薬品売上予測のベースとなるがん特有の患者数の定義、分析データソース、そして推計方法について紹介する。

  1. がん医薬品市場分析における患者数の役割
  2. がん市場 (患者数) における特別な考慮事項
  3. 罹患患者数と有病患者数の問題点/ “治療対象“となる患者は?
  4. 日米欧のがんの疫学:がん登録データ
  5. 罹患率と将来推計
  6. 進行・再発率の分析
  7. まとめ

第2部 がん治療用医薬品の売上予測

(2023年10月13日 13:00〜16:00)

 現在製薬業界はがん治療薬の売上に大きく支えられており、例えば2022年の国内売上上位10製品のうち4製品ががん治療薬である。売上予測についてはがん治療薬に適した方法があり、通常罹患数ベースの売上予測が行われる点が慢性疾患 (有病数ベース) と異なる。  本セミナーでは罹患数ベースの売上予測、治療ラインの考え方、患者フローモデルなどのがん治療薬に適した売上予測の方法と、売上予測に必要な情報や薬価について解説します。

  1. がん治療薬の臨床開発の現状
  2. 売上予測に必要な情報
    • 遺伝子変異の割合
    • 進行がんと再発がん
    • 競合品情報
  3. がん治療薬に適した売上予測の方法
    • 罹患数ベースの売上予測
    • 治療ラインの考え方
    • 患者フローモデル
  4. 薬価について
    • 患者1人あたり薬価の相場
    • 類似薬選定の実際と薬価算定系統図
    • 海外で先行発売される場合と日本で最初に発売される場合の比較
    • 薬剤価格の情報ソース

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