製品開発における「ストレス・疲労」の評価技術・応用事例

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本セミナーでは、作業中のストレス、疲労軽減に配慮した製品やインターフェース開発のための人間工学実験における生体信号、動作の測定方法および分析方法について詳解いたします。

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プログラム

本セミナーでは、作業中のストレスや疲労軽減に配慮した製品やインターフェース開発のための人間工学実験における生体信号、動作の測定方法および分析方法を学ぶことができます。複数の具体的な事例を取り上げ、その実験方法、測定情報、分析方法、得られた結果と製品開発に向けての考察内容を紹介します。対象とした事例は、ハンマーのグリップ、自動車シート、車のコンソールパネル、実験室実験としての精神負荷作業です。生体信号として心拍変動と筋電図、動作については光学式モーションキャプチャを対象として、ストレスや疲労の評価方法を事例紹介と合わせて説明します。分析方法については、検定などの統計手法、機械学習によるモデル化などデータサイエンスの活用にも言及します。

  1. 疲労とワークロード
    1. 疲労
    2. ワークロード
  2. 疲労の少ないグリップ開発の事例紹介
    1. 実験内容の紹介
    2. 多変量解析による指標分析
  3. 生体信号測定
    1. 生体信号測定の基礎
    2. 心拍変動時系列
    3. 腕時計型心拍計で測定した心拍時系列の特徴
    4. 脈波、皮膚電位水準、脳波
    5. 筋電図
  4. 自動車シート着座時の疲労感評価事例紹介
    1. 心拍変動指標による自動車運転動作における主観的疲労感推定
    2. 動作分析による自動車シート着座時の疲労感評価
  5. コンソールパネル使用時の負担評価事例紹介
    1. 動作と筋電図の同期可視化による評価
    2. 動作・筋電図・主観評価の多変量解析による評価
  6. 精神作業時の座面圧からの疲労評価
    1. 実験内容の紹介
    2. 機械学習の活用
  7. 生体信号のバイオフィードバックによる作業ストレス低減の試み
    1. 音を媒体とした心拍情報バイオフィードバック
    2. 振動を媒体とした心拍情報バイオフィードバック
  8. 製品使用時のストレス・疲労評価のための人間工学実験の流れ
    • セミナーのまとめとして、ストレス・疲労評価のための人間工学実験の流れと生体情報の分析方法、統計解析を概観します。

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