微細藻類・海洋微生物の産業利用と最新動向

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本セミナーでは、バイオ燃料、化学製品、医薬品、食品、化粧品など幅広い分野の応用に期待される微細藻類・海洋微生物について取り上げ、微細藻類・海洋微生物基礎知識から産業利用の現状、課題・問題点など最新動向を解説いたします。

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プログラム

各種微細藻類や海洋微生物の産業利用研究がブームになり、様々な公的資金や補助金が投入されているが、実際にすでに 実用化されてビジネスになっている例はそれほど多くない。微細藻類の利用と産業利用の間に存在する様々なハードルと、 それを克服して実用化した具体例について紹介する。  また、脱炭素化にむけても微細藻類の利用が注目されているが、実際 に脱炭素化にむけて克服しなければならない技術的ハードルについても指摘する。

  1. はじめに
    1. 微細藻類の基礎知識
    2. 微細藻類ビジネスの現状
    3. 微細藻類ビジネスの問題点
  2. 微細藻類の培養・生産プロセス技術
    1. 微細藻類の培養技術
      • 微細藻類培養の基本プロセス
      • 大量培養
    2. 微細藻類の成分回収・分離・抽出技術
      • 微細藻類の成分回収・分離・抽出技術とそのポイント
  3. 微細藻類・海洋微生物の実用化例
    1. ユーグレナ
      • ユーグレナの生理生態学
      • 飼料としてのユーグレナ
      • 水産飼料としての利用
      • 食品としての利用
        • 高血圧自然発症ラットに対する影響
        • 貝毒の低減
        • ニワトリに対する影響
      • パラミロンの利用 – 化粧品素材
        • イオプラスチックの開発
        • ナノファイバーとしての利用
      • 今後の利用の課題
    2. クロレラ
      • クロレラの培養
      • DHA強化クロレラ
      • GABA強化クロレラ
    3. ヘマトコッカス
      • ヘマトコッカスの培養
      • アスタキサンチン生産
      • アスタキサンチンの機能特性
    4. ラビリンチュラ
      • ラビリンチュラの生理生態学
      • DHA生産の現状
      • DHAの代謝経路
      • 分子育種の例
      • 脂肪酸組成のバリエーション
      • 培養のスケールアップと高密度培養
      • バイオ燃料生産
        • ペントース資化性株の分離と育種
        • キシロース資化性株のメタボローム解析
        • 高濃度グリセロール資化性株の分離と培養特性
        • ラビリンチュラオイルでジェット機が飛ぶ
        • 今後の展開:脂質メディエーターの発見
        • アスタキサンチン高生産株
  4. 終わりに
    • 多様な微細藻類の産業利用にむけて – 必要性と技術課題

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