第1部 発泡プラスチック、発泡成形の考え方、気泡の制御・強度向上、その応用
(2023年9月7日 10:00〜13:00) ※途中休憩を挟みます
- 発泡の原理
- 物理的発泡原理の定性的説明
- 均一核生成の基礎理論
- 発泡制御に必要な発泡素材の諸特性
- 素材の粘弾性特性 (弾性率の時間及び温度依存性)
- 素材の溶解特性
- 粘弾性特性に基づいた発泡制御法と成形プロセス
- バッチ式発泡成形システム
- 連続発泡成形システム
- 射出発泡成形
- ノズル式射出発泡成形
- 押出発泡成形
- ブロー発泡成形
- 発泡に及ぼす影響因子と発泡制御
- 発泡体の諸特性と強度向上法
- 鈴構造体と減衰特性
- 強度向上法
- ガスを補助とする新射出成形法
- 射出発泡+GCP (ガス・カウンター・プレッシャー) 成形法
- 射出中空成形法
- 射出圧空成形法
第2部 化学発泡剤の特性と、その使用方法について
(2023年9月7日 13:40〜14:40)
主要な化学発泡剤の特性についての説明。化学発泡剤を用いた発泡体の成形方法と実用例などについて解説いたします。
また、昨今の技術開発によってこれまでに化学発泡剤では適用できなかった樹脂種や条件に対しても対応できる製品開発も行っております。
- 発泡剤における化学発泡剤の位置づけ
- 主要な化学発泡剤の種類
- 熱分解型化学発泡剤について
- 有機系発泡剤
- ADCAの特性
- ADCAの使用分野
- DPTの特性
- DPTの使用分野
- OBSHの特性
- OBSHの使用分野
- 無機系発泡剤
- 重曹系発泡剤の特性
- 重曹系発泡剤の使用分野
- 発泡剤の複合化
- 複合化による利点
- 複合品の使用分野
- マスターバッチ化
- 化学発泡剤を使用した発泡成形について
- 高発泡分野
- 低発泡での連続成形分野
- 特殊な成形方法
- 今後、使用が期待される分野について
第3部 高圧ガス発生装置が不要な物理発泡成形技術とその応用について
(2023年9月7日 14:50〜15:50)
高圧ガスを発泡剤として用いる物理発泡射出成形法の特徴について事例を含めて解説する。また、高圧ガス発生装置が不要で低コストな物理発泡成形技術「SOFIT」の装置構成、成形性能などを紹介する。
- 物理発泡射出成形の概要
- 発泡射出成形とは
- 化学発泡射出成形と物理発泡射出成形
- 物理発泡射出成形の特長と課題
- 物理発泡射出成形の特長
- 物理発泡射出成形の事例紹介
- 物理発泡射出成形の課題
- 新しい物理発泡射出成形法”SOFIT”
- 既存の物理発泡射出成形法とその課題
- SOFITの装置構成とガス溶解機構
- 高圧ガス保安法の対応
- SOFITの成形性能の評価
- 発泡成形の適用事例と今後の期待
- 物理発泡成形の更なる発展に向けて
- エンプラ・超エンプラの適用に向けた取り組み
- 多色・多材質成形への応用
第4部 硬質プラスチック独立気泡発泡体を使用したCFRPサンドイッチ構造と応用事例
(2023年9月7日 16:00〜17:00)
鉄の10倍の強度と4分1の重さであるCFRP (炭素繊維強化プラスチック) は、あらゆる産業で注目されている。さらなる軽量化をするには、CFRPのサンドイッチ構造が有効である。一般的にはCFRPサンドイッチ構造には、ハニカムや硬質プラスチック独立気泡発泡体が使用されている。その違いと成形法そして応用事例を紹介する。
- なぜサンドイッチ構造
- 硬質プラスチック独立気泡発泡体とハニカムの違い
- 各種CFRP用コア材料
- PMI発泡体
- PEI発泡体
- PVC発泡体
- PET発泡体
- カーボン発泡体
- バルサ
- 成形
- 応用事例
- 航空・宇宙
- 鉄道
- 自動車
- メディカル
- スポーツ
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 55,000円(税別) / 60,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 121,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 181,500円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
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アカデミック割引
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- 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
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