物質特許の最適な実務を行うための理論と実践

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物質特許の実務は極めて重要であり、その後の研究開発や事業化・製品化に大きく影響する重要事項である。  本セミナーでは、物質特許の最適な実務に向けた理論と実践について、最近の事例の分析に基づいて解説する。また、講師の特許庁審査官・審判官及び弁理士の実務経験を踏まえて、特許実務や契約実務における具体的な留意点について解説する。

  1. 物質特許の特許動向と特許審査の傾向
    • 物質特許の最近の特許動向
    • 物質特許の技術別・国籍別の特許分析
    • 物質特許に関する特許審査の最近の傾向
    • 物質特許に関する審査事例からの教訓と課題
    • 物質特許の審査基準と特許調査の留意点
  2. 物質特許のクレーム・ドラフティング
    • 物質特許の成立要件
    • クレームにおける物質の特定方法 (構造、機能など)
    • 物質特許クレームの最近の傾向
    • 物質特許クレームの国際比較 (日米欧)
    • 物質特許のクレーム・ドラフティング
  3. 物質特許の拒絶理由通知への対応
    • 拒絶理由の正しい認識
    • 意見書の作成法
    • 反論すべき論拠の見つけ方、 追加実験の可否と留意点
    • 発明の効果の主張方法、 意見書の有効な文章表現
    • 手続補正書の作成法
    • 広くて強いクレームの検討、 補正の制限への留意点、前置審査に向けた戦略
  4. 物質特許におけるライセンス契約
    • 物質特許のライセンス契約の最近の傾向
    • ライセンス契約の進め方とトラブル対応
    • ライセンス契約書の留意事項
    • 物質特許に関するモデル契約書
    • ライセンス契約書のドラフティング
  5. 2023年版 〜最新の物質特許を巡る 訴訟事例の分析と学び〜
    • 知財高裁2023年1月26日判決 (令和3年 (行ケ) 10093号〜10094号)
      「プロタンパク質コンベルターゼスブチリシンケクシン9型 (PCSK9) 事件」
    • 知財高裁2023年3月22日判決 (令和4年 (行ケ) 10091号)
      「5-アミノレブリン酸リン酸塩事件」
    • 知財高裁2023年4月6日判決 (令和4年 (行ケ) 10022号)
      「イズロン酸-2-スルファターゼ事件」
    • 知財高裁2023年1月12日判決 (令和3年 (行ケ) 10155号、10157号)
      「運動障害治療剤事件」
    • 最新の物質特許を巡る訴訟事例からの教訓と課題

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