食品容器包装規制の最新動向と製品に求められる対応の進め方

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日本では2020年6月に樹脂のPL制度化が施行されたが、厚労省は早くも本年夏にPLを改正し、現行の4つのPLは2つに統合される予定である。一方、紙の基準化や溶出試験条件改正等の課題は未だ手付かずである。EUではプラスチックの規則が略完成し、印刷インキはスイスのPLを基に審議中であり、仏は印刷インキ用鉱油の使用禁止を施行した。世界の大勢としては、EU規則が世界標準的存在になった。  本講では、日欧米の食品包装法規制の最新動向及び企業の対応をご紹介したい。

  1. 初めに – 包装を取り巻く環境 -
  2. 日本の食品包装法規制類
    1. 食品包装における材料別使用割合と製品例
    2. 食品衛生法の現状と課題
    3. 業界自主基準の現状と課題
      • 接着剤
      • 印刷インキ
      • 紙 等
    4. 厚労省の8つの課題の進捗状況
    5. PL制度化の進捗と改正案・改正見込み
    6. PL適合証明書の事例、印刷インキ工業会の事例、海外企業の例
    7. 企業としての対応と留意点
    8. 再生プラスチックの審議と工業化の事例、厚労省の指針見直し状況
  3. 米国の食品包装規制
    1. 食品接触物質の規制体系、2つの食品添加物
    2. プラスチック規制の概要、紙と接着剤のPL
    3. 上市前届け出制度の登録状況
    4. 再生プラスチックの個別認証状況
  4. 欧州 (EU) の食品包装規制
    1. 審議体制と17の食品接触物質
    2. プラスチック規則の概要、PLと使用制限、適合宣言の事例
    3. スイスの印刷インキのPLとEUの審議状況
    4. フランスの印刷インキ用鉱油使用禁止規制、ビスフェノールA問題
  5. 海外諸国の法規制の概要
    • 中国
    • ASEAN
    • オセアニア 等
  6. 日欧米の現状比較と相違点
  7. 包装材料に含まれる化学物質とリスク評価の方法
  8. まとめ – 企業の対応・リスク管理の進め方 -
  9. 日欧米の法規制情報の調査方法
  10. 参考資料及び参考文献・情報入手先

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