第1部 クラウド型電子実験ノートによる研究データの管理・共有・活用
(2023年9月6日 10:30〜12:30)
主に創薬研究業務を例にとり、システム化してない (紙の) 実験ノートでの研究データ管理の課題と、電子実験ノートによる課題の解決、および電子実験ノートをクラウドシステムとして利用することによるデータ管理・共有・活用の上でのメリットを説明する。
- 研究データ管理における課題
- サンプルやデータの多様性と散在
- 研究開発の水平分業におけるデータ管理
- クラウド型電子実験ノートの利用メリット
- 各種サンプル・データの統合的管理
- システムの利用規模の柔軟性
- 部署や会社/研究機関の壁を越えたデータの共有
- ユースケースの紹介
- 低分子化合物を用いた研究データの管理
- 新規創薬モダリティの研究データの管理
- 水平分業における研究データの共有
第2部 次世代のプロセス開発に向けた電子実験ノートと有機合成装置の連携、構造的なデータ収集
(2023年9月6日 13:30〜16:30)※途中、休憩含む
昨今のコロナ禍で、DX (デジタルトランスフォーメーション) は各業界で進んでいます。有機合成や晶析プロセスの研究開発を行うラボのデジタル化 (Lab Digitalization) も進み、PAT (プロセス分析技術) などによるData rich experimentation、電子実験ノートやクラウドの導入、実験機器のネットワーク接続なども広く普及しています。一方で、デジタル化に非対応な実験装置の使用や複数の実験装置のデータ統合、研究者間のデータ標準化、データ収集の効率化など、まだまだアナログ的な管理や情報共有方法で行われているところが多い状態です。電子実験ノートの運用にも悩まれている方も多いと思います。
本セミナーでは、日々の研究活動の生産性向上から、将来的なデータ活用に役立つ、効果的なプロセス開発の実験データマネージメントをご紹介いたします。
- はじめに
- 身近なデジタル化
- 有機合成、晶析プロセス開発におけるデジタル化
- DXのバズワード
- コロナ禍におけるプロセス開発ラボのNew Normal
- 海外企業の動向 – オートメーション
- プロセス開発ラボにおけるオートメーションとデジタル化
- 次世代ラボプロジェクトの始動
- 海外企業の事例紹介
- 海外企業の動向 – デジタル化
- ラボのデータマネージメントヘの移行
- 海外企業の事例紹介
- プロセス開発ラボのデータマネージメントのトラブル事例
- なぜ実験データのデジタル化やデータマネージメントが必要か?
- データ品質
- データ保存フロー
- データファイル形式の違い
- データの検索性
- 有機合成実験や晶析プロセス開発ラボのデータマネージメント具体例
- 有機合成実験や晶析プロセス開発の自動化ツールの導入
- 自動で100%のデータを収集するシステム
- 将来のデータ活用に向けたデータ取得と蓄積
- 電子実験ノートと有機合成装置の連携
- 海外製薬事例
- まとめ
- よりよいデータマネジメント戦略のためのステップ
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
- 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
- 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
- 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
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