研究意欲・モチベーションを高める環境/仕組み作りとその運用

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第1部 イノベーションを生む元気でエンゲージメントの高い組織づくり

(2023年8月30日 10:30〜12:00)

 現在は外部環境の変化が激しく、経営においても不確実性が増しており、「未来は、これまでの延長線上には描けない」状態にあります。企業の成長性を確かなものにするためには、現状の問題の核心と未来動向を正しく理解し、従業員のモチベーションやエンゲージメントの高くイノベーションを生み続ける組織に変革する必要があります。  本セミナーでは、組織を取り巻く様々な課題を取り上げ、未来志向の組織づくりや人材マネジメントのあり方を学び、元気で生き生きとした競争力のあるR&D組織をつくるためのポイントを紹介します。

  1. 社会変化の加速 (我々がこれから迎える時代)
    1. 外部環境の変化を直視する
    2. ESG、SDGs、CSV経営
    3. デジタルトランスフォーメーション
  2. 企業に求められる未来志向の経営
    1. パーパス経営と実現に向けた要件
    2. 両利きの経営と成功の秘訣
  3. エンゲージメントが高く元気な組織づくり
    1. 組織や職場、企業文化の変化
    2. モチベーション、エンゲージメントの高い組織づくり
    3. 心理的安全性とキャリア安全性
    4. 不文律を打破する
  4. イノベーションを生む組織マネジメント
    1. R&Dマネジメントスタッフの悩み
    2. 組織のイノベーション力向上と創造的風土の醸成
    3. つなぐマネジメントの実践
    4. ドミナント・ロジックをアップデートする
    5. ダイバーシティ経営のあり方
    6. リーダーシップを発揮する

第2部 研究意欲・モチベーションを高める環境と仕組み作り

(2023年8月30日 13:00〜14:30)

 日本航空電子工業株式会社は創業以来、開拓・創造・実践の理念の下、独自の革新性と創造性に富んだ技術を逐次開発し、コネクタ、インターフェース機器、ならびにセンサモジュールや産業機器を中心とする事業を展開している。 事業を支えるR&D部門では激しい変化の中で自らが変化の源泉となるべく技術戦略を掲げ、お客様への新たな価値の提案を通じて新事業領域を開拓する役割を担っている。R&Dに携わる担当者には技術と社会の両面でトレンド感覚を養っていただき、自身の技術専門性への愛着とその磨き上げに没頭することをお願いしている。  講演では、このような発想がどんな環境や仕組み (風土) により創り上げられてきたのか、その試行錯誤の様を紹介する。

  1. 世の中の変化の認識と自己実現の再設定 (弱点の理解と目指すべき方向性の見直し)
    1. 「失われた30年」ですべてが失われたわけではない/製造業のあるべき姿を再確認
    2. 迫りくるメガトレンドの波と不確実性の認識/確度の高いグローバルトレンドの理解
    3. デジタル化の波とともに変化する能力需要の認識
    4. 不確実性の時代を生きぬく仮説づくり
  2. 壁の認識と突破
    1. 自分自身の壁、社内の壁、社外の壁
    2. 自己分析によるイキガイの理解
    3. イキガイの発見によるマインドセット
    4. イノベーションに必要な事柄の理解
  3. 技術編集の認識と実装
    1. 演繹法的ストーリー力の醸成:調査・分析力
      • 論理の構成
      • 情報収集
      • 情報共有
    2. 帰納法的ストーリー力の醸成:専門技術への愛着と没頭
      • 論理の起点
      • 情緒
    3. 演繹的ストーリーと帰納法的ストーリーによる技術編集力の醸成
      • 論理の統合
      • 雑学力、創造力
    4. 技術編集の技術戦略やR&Dテーマへの実装

第3部 VUCAの時代にテクノロジー起点のイノベーションを創出する仕組み構築

(2023年8月30日 14:45〜16:15)

  1. これからのイノベーション推進を進めるためのキーワード
    1. VUCAの時代
    2. 構造主義の限界とポスト構造主義の台頭
    3. 効率化社会から自律社会への移行で起こること
    4. ダイバシティーの推進の意味するもの
  2. ゼロ-イチイノベーションを推進するための組織の壁
    1. 神の隠す手という哲学 (伊丹敬之氏「直感で発想、論理で検証、哲学で跳躍」から)
    2. やるリスクとやらないリスク
    3. 生ジョッキ缶展開のケーススタディ
  3. 研究者一人一人の“想い”を形にするための仕組み
    1. 日本型教育システムの限界
    2. ダイバシティ時代の人材育成とは
  4. 今後のイノベーション推進のためのキーワード
    1. ストーリーからナラティブへ
    2. ナラティブ経営の本質

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