第1部 晶析操作の基礎と結晶品質制御
(13:00〜14:45)
晶析は古い単位操作技術ですが、産業界では今なお高い需要があります。その理由として、晶析が分離精製だけでなく素材製造の側面を持っていることや、難度の高い技術であることが挙げられます。独学しようにも、晶析について書かれた専門書はそれほど多くなく、初心者向けの本であっても、ある程度の予備知識がないと読み進めることが難しい状況です。
このセミナーでは、晶析の基礎を理解した上で、そのイメージをもとに、希望に沿った結晶を生産するための具体的な指針について解説いたします。セミナー当日、説明付きの詳しい講演資料をお渡ししますので、セミナー後も講師の解説を思い出しながら復習することができます。
- 晶析操作の概要
- 晶析操作の目的
- 晶析操作の特徴
- 晶析基礎現象
- 溶解度
- 過溶解度と準安定域
- 過飽和度
- 一次核発生の原理
- 二次核発生の原理
- 結晶成長の原理
- 晶析操作における結晶品質制御
- 粒径分布制御の指針
- 制御冷却法
- シーディング法
- 多段冷却法
- 交互冷却法
- 結晶形態の分類
- 晶癖変化の原理
- 晶癖制御の指針
- 結晶多形現象
- 溶液媒介転移の原理
- 多形制御の指針
※時間が不足する場合は、テキストへの記載のみ。 (独学できるように作成いたします。)
第2部 超高純度化の為の連続晶析装置の設計・操作とスケールアップ
(15:00〜16:15)
分離精製操作としての晶析は、工業的に最も適用が多い蒸留と比べて圧倒的に純度を良くすることができるが、そのほとんどが回分操作であろう。
ここでは、連続で更に超高純度を得ることができる工業晶析装置を紹介し、特に弊社の技術の設計・スケールアップについて解説する。
- 固液平衡
- 共晶
- 固溶体
- 発汗
- 発汗現象
- 分割晶析とは?
- 融液晶析とは?
- 工業装置の代表例
- 連続結晶精製装置
- 作動原理
- 設計とスケールアップ
- 適用システム
- 特徴
- 工業化実施例
- 精製モデル
- 導入実績
- 横型多段冷却晶析装置
- 過飽和とは?
- 長時間安定運転のポイント
- 作動原理
- 設計とスケールアップ
- 流動モデル
- 導入実績
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- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
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- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
- 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
- 視聴期間は2023年8月7日〜10日を予定しております。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。